志摩スペイン村はなぜ潰れない?がっかりの声続出で現在は人が増えた?

三重県志摩市にある志摩スペイン村ですが、つまらない、がっかりしたという噂が広がっています。

そんな志摩スペイン村はなぜ潰れないのでしょうか

この記事では、志摩スペイン村がなぜ潰れないのかという理由やがっかりする理由、また、実は現在は人が増えているらしいという事に関して詳しく解説していきます。

志摩スペイン村がなぜ潰れない?

アクセスが悪い、人が少ないなど様々ながっかり情報のある志摩スペイン村ですが、潰れないのはなぜなのか不思議に思いますよね。

こちらについて詳しく解説していきます。

目次

親会社が近鉄だから資金は豊富?

 

志摩スペイン村がなぜ潰れないか?1つ目の理由は近鉄グループによって運営されており、正確には「近鉄レジャーサービス株式会社」がマネジメントを担当しています。

この近鉄レジャーサービスは、志摩スペイン村以外にもホテルや温泉施設などを手がけており、それらを合わせて「伊勢志摩近鉄リゾート」と呼ばれています。

このような背景から、もし志摩スペイン村の経営状況が厳しくなったとしても、潰れない可能性は低いと言えます。

もし閉鎖するような事態になった場合、それは親会社である近鉄自体が経営危機に陥った時になると思われます。

閉鎖費用が膨大になるから

志摩スペイン村がなぜ潰れないかという2つ目の理由として、その立地が国立公園内であることが挙げられます。

国立公園内に位置しているため、もし閉鎖するとなれば、元の自然環境に戻す必要があります。

このような環境復元には莫大な費用が必要となるため、仮に利益が上がらなくても継続して運営する方が経済的に有利ということも潰れない理由の一つではないかと言われています。

地域への集客効果は意外にも高い?

志摩スペイン村がなぜ潰れないかという理由の3つ目は、人が少なくてガラガラだと言われていますが、実は意外と集客力があるということが挙げられます。

三重県が公表した、伊勢志摩エリアに訪れる人々の数が詳細にまとめられていたのでご紹介します。

  •  伊勢神宮     554万人(対前年比419万人減、56.9%)
  •  おかげ横丁    365万人(対前年比227万人減、61.7%)
  •  二見興玉神社   163万人(対前年比82万人減、66.4%)
  •  鳥羽水族館    56万人(対前年比30万人減、65.5%)
  •  志摩スペイン村  74万人(対前年比58万人減、56.2%)

引用元:三重県公式ページ

有料の観光施設である鳥羽水族館と比べても、志摩スペイン村の集客力は明らかに高いですね。

このように多くの人々から支持され、地域の代表的な観光地として位置づけられているため、運営を続けている可能性が高いです。

幅広い層が楽しめる

志摩スペイン村がなぜ潰れないかという理由の4つ目は、幅広い年齢層に対応したアトラクションと施設があることで有名なことが挙げられれます。

主要なアトラクションである「パルケエスパーニャ」をはじめ、宿泊施設の「ホテル志摩スペイン村」と、天然温泉「ひまわりの湯」が含まれています。

志摩スペイン村は、家族だけでなく、カップルや学生といった多様な年齢層にも人気があり、子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめる環境が整っていることからも、閉鎖の可能性は低いと言われています。

人気VTuber「周防サンゴ」によってバズったから

人気VTuber周防サンゴさんが志摩スペイン村を紹介したことによってバズりが起こり、現在はファンの方が沢山志摩スペイン村に訪れているようです。

また、周防サンゴさんが志摩スペイン村の期間限定アンバサダーとなり、パーク内のあちこちにいる周防サンゴさんの看板に会いに来たというファンの方も多く、現在は人が一気に増えました。

これまで「人がいない」をポジティブに捉え、並ばないテーマパークを押していましたが、現在は人が増え、テーマパーク内は行列が沢山できたようです。

 「大行列!スペイン村とンゴちゃんの本気を見た」「今ここまで人気になってうれしいけど、スペイン村に人が居るってのは天変地異レベルなのよ」

引用元:読売新聞

予想以上の混雑に、志摩スペイン村側もうれしい悲鳴をあげていたようです。

【口コミ5選】志摩スペイン村ががっかりされる理由とは?

地元民に愛される志摩スペイン村ですが、がっかりしたと言う噂が広がっているのはなぜなのか、みていきましょう。

1.全体的に安っぽい

志摩スペイン村を訪れた人の口コミで「安っぽい」と噂されているようです。

志摩スペイン村の外観は豪華な建物なので期待が高まりますが、実際に足を踏み入れてみると安っぽさが目についてがっかりしてしまうようです。

ショー、パレード、アトラクションなど、多彩なエンターテインメントが用意されているにも関わらず、展示物や装飾が安っぽいせいで、訪れた人々は「楽しい気分になれなかった」と口にするケースが少なくありません。

志摩スペイン村は、アトラクションよりもスペインの街並みを忠実に再現することに力を入れています。

そのため、その「安っぽさ」がよりはっきりと感じられ、結果としてがっかりした、つまらないという評価を受けているようです。

2.アクセスが悪く遠い場所にある問題点

志摩スペイン村は有名なテーマパークなので、多くの人が一度は訪れてみたいと考えますが、立地条件の悪さからアクセスしづらく、行くのを断念する人が多いようです。

公共交通を利用する場合は近鉄特急で鵜方駅まで行き、そこから専用バスでアクセスと時間はかかりますがシンプルです。

問題は車でアクセスする場合で、所要時間は公共交通機関と大差ないものの、特にエントランス付近での渋滞が頻発しています。

さらに、三重県志摩市という地域にあるため、特に関東方面から行く場合、2泊3日ぐらいと余裕を持って行った方が良いと言われています。

三重県自体が一般的にアクセスが難しい地域とされており、その中でも志摩市はさらに端に位置するため、アクセスの不便さはどうしてもついてくる問題のようですね。

3.行き帰りの風景がつまらない

志摩スペイン村は前述したようにアクセスの不便さが問題で人が少ないのではないかと言われていますが、行き帰りの風景がつまらないという声もありました。

確かに、遠いだけであればドライブ自体を楽しむこともできますが、景色がつまらないと言うのは、長時間ドライブになると苦痛になってきますね。

4.大人が楽しめるアトラクションが少ない

志摩スペイン村は、大人が訪れた場合、アトラクションの内容に少し物足りなさを感じることが多いようです。

実際にパークを訪れた人たちの口コミを見ると、「ディズニーランドと比較すると物足りない」「パレードはあまり期待しないほうがいい」といった意見が目立ちました。

特に大人だけで訪れた場合、時間が余ると感じる場合が多いようです。

逆に、子連れのファミリーにとっては「子どもが楽しんでいた」「子どもが興奮していた」といった口コミが多かったです。

これは、パーク内の多くのアトラクションが子ども向けに設計されているためだと考えられます。

もし大人だけで楽しみたい場合は、同じ三重県内にある長島スパーランドが大人向けのアトラクションも多くおすすめだと言われています。

5.人が少なすぎる

志摩スペイン村は「閑散としている」とよく言われています。

確かに、ディズニーランドと比べれば訪れる人は少ないものの、年間で約100万人がこの場所を訪れています。

訪れる人が少ない背景には、他のテーマパークよりも交通の便が良くない点が考えられます。

ガラガラだと聞くと否定的に思うかもしれませんが、待ち時間なくアトラクションを楽しめる、写真撮影時に他の人が写り込まないなど、実はメリットも多いんですよ。

志摩スペイン村側も「訪れる人が少ない」という点を自虐的に取り上げたキャンペーンで注目を集めていました。

どれだけ空いているのか興味がある方は、ぜひ一度足を運んで確かめてみてください

 

志摩スペイン村のおすすめスポットと魅力を9選紹介!

スペインの街並みを再現した志摩スペイン村にはさまざまなおすすめスポットがあります。

ここではおすすめスポット5つと魅力を4つご紹介します。

お勧めスポット1:サンタクルス通り

スペイン・セビーリャの街にある昔ながらの町並みをそのまま残したサンタクルス街を再現した通りです。

真っ白な漆喰の壁が並ぶ細い路地が入り組む通りはインスタ映えポイントとしても人気があり、暖かい季節にはカラフルな花で建物が彩られとても綺麗ですよ。

お勧めスポット2:シベレス広場

お店が立ち並ぶエスパーニャ通りを抜けると見えてくる、噴水のある広場がシベレス広場です。

マドリードのアルカラ通りとプラド通りの交差点にあるシベレス広場を再現した場所で、シベレスの噴水が美しいとスペインでも有名な場所です。

スペインに実際にある噴水や建物をモチーフにし、異国情緒をたっぷり感じられるようになっています。

お勧めスポット3:グエル広場

建築家アントニオ・ガウディー作、1914年に完成した「グエル公園」を再現した場所です。

バルセロナの人気観光地となっている公園で、ガウディーならではの曲線とカラーが展開されている雰囲気を再現しています。

カラフルなタイルと曲線が印象的で、どの角度から見ても楽しめます。

ガウディーの世界観に浸れるスポットですよ。

お勧めスポット4:ハビエル城博物館

スペインのナバラ地方に位置する村、ハビエルにある11世紀に建てられたハビエル城を再現しています。

日本でキリスト教を広めたフランシスコ・ザビエルの生誕地としても知られています。

お勧めスポット5:太陽の洞窟

マールと呼ばれる海のエリアとハビエル城近くの道とを結ぶ洞窟で、天井に設置された太陽のライトアップが迫力あるスポットです。

音楽に合わせて点滅する照明が幻想的で美しいと人気ですよ。

エスカレーターもあり、乗っている間は電飾を落ち着いて眺められると評判です。

以上のように、志摩スペイン村にはインスタ映えするスポットが沢山あり、写真を撮るのが好きな方も楽しめるポイントが沢山あるのが特徴です。

魅力1:アトラクションの待ち時間が少ない

このテーマパークの魅力の1つに、混雑しないからこそ満喫できるという部分があります。

パーク内にはSNSで話題になるような美しいスポットが多く、人が少ないため「他の人が写り込む心配がない」というメリットがあります。

アトラクションも、特に混雑することなく楽しめます。

例えば、大型連休などで混雑が予想される日でも、広報担当者によれば「最長でもアトラクションの待ち時間は1時間以内」とのことです。

実際に、最大待ち時間が40分であるというデータも出ています。

魅力2:本格的なスペイン料理が味わえる

志摩スペイン村は本格的なスペイン料理がリーズナブルに食べられると評判です。

アミューズメントパークの中でもダントツで美味しいという声が多数見つかりました。

また、チュロスがめちゃくちゃ美味しいという事も有名です。

スペイン料理を堪能するために志摩スペイン村を訪れれるというのもアリかもしれませんね。

魅力3:スペイン村のホテルに泊まるとお得

ホテル志摩スペイン村に宿泊すると、お得な特典が沢山ついてきます。

お得な特典を5つご紹介します。

1プレミアムパスポートを買える

ホテル志摩スペイン村に宿泊すると、プレミアムパスポートが購入できます。

通常、大人(18~64歳)5400円、中人(12~17歳)4400円、小人(3~11歳)・シニア(65歳以上)3600円の料金が2日間で1人3500円になります。

1日の利用でもお得になるので、かなり割安感がありますね。

2ホテルの駐車場が無料

チェックアウトまでホテルの駐車場が無料になるのが嬉しいですね。

3パークとホテルが連絡通路で直結

パークとホテルが連絡通路で直結しているので、パーク内で遊んでいる時でも、休憩や食事のためにホテルに戻ることが可能です。

また、無料のシャトルバスも行き来しています。

4無料のロッカーがある

チェックイン前後でも使用できる無料のロッカーがあるので、大きな荷物を持ち歩く必要がありません。

5ひまわりの湯に無料で入浴できる

ホテル志摩スペイン村に宿泊すると、ひまわりの湯に何度でも無料で入浴できます。

志摩スペイン村のホテルに宿泊すると、パーク料金が安くなるだけでなく、他にも色んな特典がついてくるのが嬉しいですね。

魅力4:現在はチュロスがアツい!

周防サンゴさん(ンゴちゃん)が絶賛していたチュロスがバズり、人が増えて大人気で行列になっているようです。

中には、世界一美味しいチュロスだという声も上がるほど美味しいそうです。

揚げたてアツアツのチュロスがとても美味しいと評判なので、ぜひ食べてみてくださいね。

志摩スペイン村に向いている人は?

志摩スペイン村は、人出が少ないながらも、アトラクションが豊富にあります。

特に子連れで訪れる人にとっては、アトラクションの待ち時間はどう過ごすか悩む瞬間ですよね。

なので、子供と一緒に楽しみたい方にはおすすめです。

また、人が少ないのでゆっくり過ごせるという利点もあります。

更に、前述した本場のスペイン料理が堪能できることや、フラメンコの干渉が出来たりとスペインが好きな人や興味がある人には満喫できる要素が詰まっています。

スペインの街並みも再現しているので、海外に中々行けない方も外国の空気を味わえる魅力がありますよ。

志摩スペイン村とは何か?概要を解説!

1988年に「三重サンベルトゾーン」プランに沿って、近鉄と志摩市が共同で開発した施設です。

「パルケエスパーニャ」というテーマパーク、志摩スペイン村、そして天然温泉「ひまわりの湯」の3つから成り立つ多機能のテーマパークです。

きらめく太陽、紺碧の海、豊かな大地・・・。そんなスペインのおおらかな気風に包まれて、忘れかけていたゆとり、遊びごころを取り戻す・・・。
そんな“こころの再発見”のためのリゾート空間が、テーマパーク「パルケエスパーニャ」を中心に、ホテル、天然温泉をあわせもつ複合リゾート「志摩スペイン村」。

引用元:志摩スペイン村公式ページ

人々と自然が調和し、共存する価値を重視し、今後も広がり続ける夢溢れるリゾートプランを展開していくとのことで、今後の展開も楽しみですね。

施設内容と主なアトラクション

志摩スペイン村には主要な施設が3つあります。

志摩スペイン村の主な施設3つをご紹介します。

パルケエスパーニャ

主要なアトラクションであるパルケエスパーニャには、「アイアンブル・スチームコースター」という屋内ジェットコースターが設置されています。

雨天でも楽しめるので、スリルを求める方にはおすすめです。

家族で楽しめる乗り物も多数あり、消防士体験や動物と一緒に跳ぶ乗り物など、一日楽しむことができます。

スペインの歴史的建築を模した城や、スペインの祭りをテーマにしたストリートショー、フラメンコダンスなどもあり、季節ごとに変わるイベントも魅力です。

食事に関しても、キャラクターカフェから本格的な料理まで、幅広い選択肢があります。

志摩スペイン村ホテル

パークでの遊びに疲れたら、南スペイン風のリゾートホテルで宿泊可能です。

話題のキャラクタールームも20室以上あり、子供はとっても喜ぶので子連れの方にはおすすめです。

多様な宿泊プランもあり、地元の特産品を使った料理も楽しめます。

ひまわりの湯温泉

自然に囲まれた露天風呂からは伊雑ノ浦が一望できます。

ホテルに宿泊している場合は無料で利用でき、日帰りでも特別料金で楽しめます。

日常の疲れを癒すには最適な場所です。

アクセスや料金は?

志摩スペイン村へのアクセス方法や入場料金は以下のようになります。

  • アクセス:近鉄電車 鵜方駅より直通バスで約13分/鳥羽南・白木I.C.より国道167号線で約20分
  • 営業時間:9:30~18:00 ※時期により異なる
  • 定休日:不定休
  • 料金:1日パスポート 大人4,900円 シニア3,300円 中高生3,900円 3~11歳3,300円

前述したように、ホテル志摩スペイン村に宿泊すると2日間のパスポートが年齢問わず1人3500円で購入できます。

志摩スペイン村は魅力あふれるテーマパーク

志摩スペイン村はなぜ潰れないのか?がっかりすることが多いって本当?ということについてご紹介しました。

志摩スペイン村はもともと訪れる人の少なかった場所ですが、周坊サンゴさん(ンゴちゃん)の影響でバズったことや、親会社が近鉄であるということもなぜ潰れないかという理由の1つになっています。

大人気のチュロスもぜひ味わってみたいですよね。

現在は人が増えて賑わう志摩スペイン村、興味のある方はぜひ訪れてみてくださいね。