となりのナースエイドがひどい理由4選!医療的にありえない場面が多くて批判殺到?!

2024年1月10日〜3月13日に知念実希人さんによる小説「となりのナースエイド」が放送されました。

新人ナースエイド・桜庭澪役の川栄李奈さんが主演であり、天才外科医の竜崎大河役を演じる高杉真宙さんと奮闘する医療サスペンスストーリーです。

そんな医療ドラマ「となりのナースエイド」の内容がとてもひどくて見れないと言われています。

  • 今まで観てきたドラマの中で最もひどいドラマ
  • ありえないシーンが多すぎる
  • 早急に打ち切るべき

これだけ言われしまうということは相当ひどいドラマのようですね。

具体的に何がひどいのでしょうか?

キャストミスやストーリーの内容など、色んな要素が絡み合ってかなりの不評を受けています。

今回は「となりのナースエイド」のドラマについてひどい理由、ありえない理由、止まらない批判について解説します。

となりのナースエイドがひどい理由4選を解説!医療シーンがありえなさすぎ?!


名門病院に配属された新人ナースエイドの主人公、桜庭澪役の川栄李奈さん。

ナースエイドとは医者でも看護師でもなく、看護助手です。

患者に1番近く寄り添い、身の回りの世話をするのが主な仕事であり、食事や風呂の介助、シーツの交換や着替えのサポートなどをします。

なので看護師とはまた違うお仕事であり、医師免許や看護師資格は持っていません。

そんな新人ナースエイドを中心にドラマは展開していくのですが、一体何がそんなにひどいのでしょうか?

ひどい理由は4つありますので、それぞれ1つずつ解説していきます。

となりのナースエイドがひどい理由①:医療監修を疑うレベルのシーンがある


ドラマを観ていた視聴者からツッコまれるくらい、ひどいドラマだったと言われています。

医療やナースエイドの監修は入っていましたが、現実とはかけ離れた内容でとても不評だったそうです。

実際にドラマの中ではこんなシーンがありました。

  • ノーマスクで手術室に入る
  • ノーマスクで患者さんと話す
  • 消毒や手袋せずに患者さんに触れる

現実では絶対にありえないことであり、考えられません。

いくらフィクションの世界だと言っても、素人の目からも「これはいかがなものか」との意見が多数ありました。

ドラマの演出事情でこのような内容になったかも知りませんが、手術室にノーマスク・ノー手袋で入るのは普通に考えてNG行為であり、シリアスな視点で観ることができません。

医療ドラマでありながら、医療に関する知識やプロセスの不十分な描写がとても目立ったように感じました。

となりのナースエイドがひどい理由②:ナースエイドがでしゃばりすぎ


桜庭澪役の川栄李奈さんはナースエイドであり、医師免許や看護師資格はもっていません。

なのに医者や看護師に対してこんな行動をしていました。

  • なんでナースエイドが医者や看護師に指示してるの?
  • オペ室に勝手に看護助手が入るなんて許されない
  • 診察し直せなんてただの看護助手が口出しできるわけない

コメディな内容とわかっていても、逆に笑えない感じですよね。

そもそも口出しできること事態おかしい話であり、それに従う医師や看護師がいるのもありえない話です。

ストーリーを面白くするためにわざと作った感じもします。

桜庭澪役の川栄李奈さんは医療知識がかなり豊富でしたが、それでも医者ではなくナースエイドです。

ナースエイドは医療行為を行うことはできませんが注射や縫合を行うシーンがあり、フィクションだから許せたとしてこれが現実であったら大変なことになります。

となりのナースエイドがひどい理由③:コメディ要素が余計


「となりのナースエイド」は恋愛要素も含め、コメディ要素も強めです。

医療ドラマは通常、緊張感があったり複雑な人間関係が特徴ですが、「となりのナースエイド」は緊張感もなく人間関係もさっぱりしており、毎回似たようなパターンでストーリーが進んでいきました。

「いや、何このベタなラブコメ展開!」というあえてベタさをいじる感じの要素が面白いのでは?と感じたのでしょう。

ただの医療ドラマだけではつまらないので、あえて特殊な医療ドラマに制作したかったのかなと思います。

コメディも含めながら患者に寄り添う場面、ラブコメから入って恋愛でもなく信頼という強い絆があることを視聴者に伝えたい狙いがあったのかも知れませんね。

となりのナースエイドがひどい理由④:現実の医療現場と違いすぎる

実際にある医療現場とはかけ離れたドラマになっています。

  • 国家資格をもたないナースが診察をする
  • 医者に意見を言う
  • 執刀医に術式変更をさせる

どんなに知識があっても、勝手に手術室に入って執刀中の医師に術式変更をさせるナースなんていません。

ドラマ見て「医療現場ってこんな感じなんだ」と思われたら大変ですよね。

また、ナースエイドという職業も曖昧で具体性がありません。

  • 患者に寄り添い、助けている部分が薄い
  • ナースエイドの役割よりも医療行為NGの部分が強い
  • ナースエイドの職種の重要さがわからない

ナースエイドの仕事に対してあまり掘り下げられていないため、ナースエイドの重要性を理解しにくい状況です。

さらにドラマにおける恋愛要素も予測可能で平凡な展開に終始し、さっぱりしすぎている部分もつまらない要因になっています。

これらの要因が複合してドラマ全体の面白みが損なわれているかも知れませんね。

となりのナースエイドはひどすぎて批判の嵐だった?!世間の評判は?


小説ではとても期待感があったみたいですが、ドラマではその期待を裏切るくらいの批判がありました。

医療の世界では、ありえないことが連発で視聴者からも「これはないだろ」と言われています。

「俳優陣は良かったけど、稀に見るひどい脚本だな」とやはりストーリーに難色を示す声もあるようですね。

では実際、どのような評判だったのか見ていきましょう。

となりのナースエイドの評判は?


視聴者からの評判はとても正直な意見でした。


原作通りにやっていなかったのか、リアリティーのないストーリーに変わっていたようです。

これは小説から読んでいた視聴者にとっては残念なことですよね。

また「となりのナースエイド」は厚生労働省とタイアップをしていることがわかりました。

ナースエイドという職種はまだ知られていないので、このドラマをきっかけに普及させることが目的です。

しかし国家資格をもつ医者や看護師に口をはさんだり、誤解を与えるシーンがあったのでその部分に関しては少し疑問が残ります。

厚生労働省と関わっているなら、もう少し慎重な内容にした方が良いのでは?と感じてしまいましたね。

ドラマ内容はひどいと言われても、最終回では好評だった?


医療ドラマとしては「ひどい」と言われていますが、最終的にストーリーは面白かったと好評な声もあります。

  • 「許すとは前に進むこと」と諭され、主人公が気持ちを変える
  • 恨みを感謝に変え、考え方・捉え方の変化
  • 新たな事実がわかり、ベールに包まれた展開で終わる

全てが完結したハッピーエンドではなく、続編を期待する感じで終わりました。

単調でひどいストーリーと思いきや、まさかの展開です。

医療ドラマなのに視聴者からツッコまれるような内容でひどいと言われてきましたが、最後はサスペンスらしく続きが見たくなるような形で終了しました。

小説では続編決定が決まったので、もしかしたらドラマも続編があるかも知れませんよ!

放送は未定ですが、ドラマの続編があることを期待しましょう。