サマータイムレンダは和歌山県の離島を舞台にした、人間になり変ろうとする“影”と戦う少年少女達の戦いを描いたタイムリープSFサスペンス漫画です。
「少年ジャンプ+」に2017年~2021年まで配信され、その後アニメ化やゲーム化が続き、人気を博しました。
その作者である「田中靖規(たなかやすき)さんが死亡した!?」と死亡説が出ているのはご存じでしょうか?
噂が飛び交ったのは2023年ごろ、SNS上に作者死亡の噂が流れました。
ここでは、実際に作者である田中靖規さんが亡くなったのかどうか真相を解説していきます。
また、サマータイムレンダ漫画公開のその後についてもくわしくみていきましょう。
目次
サマータイムレンダの作者(田中靖規)が死亡?現在はどうしてる?
サマータイムレンダは、幼馴染の死をきっかけに故郷の日都ヶ島に戻った主人公が、その島に伝わる「影」の呪いに巻き込まれていく物語です。
主人公は命を落とす度にタイムリープを繰り返し、幼馴染の死の真相や影の正体を解き明かしていきます。
サマータイムレンダは「一気にひきこまれた!面白い」「タイムリープする度に謎が解明するけど、また新しく謎が出る!」などファンから好評の声が相次いでいます。
そんなサマータイムレンダの作者である田中靖規さんが死んだのではないか?とファンの間で噂が流れています。
田中靖規さんは本当に亡くなったのでしょうか?
ここから詳しくみていきましょう。
サマータイムレンダの作者が死亡したって本当?
結論から述べると、作者の田中靖規さんは亡くなっていません。
集英社やサマータイムレンダの公式からの発表はなく、噂に過ぎないということが確認されています。
では、なぜ作者死亡の噂が流れたのでしょうか?
死亡説が出た理由を探っていきましょう。
サマータイムレンダの作者の死亡説が出た理由とは?
映像化、ゲーム化により、さらに原作に注目を集めたサマータイムレンダ。
その作者である田中靖規さんは売れっ子漫画家であることに違いないですよね。
しかし、作者死亡と騒がれたのは一体なぜなのでしょう。
作者・田中靖規さんの死亡説が出た理由は3つあると考えられています。
- 作者の現在の様子がわからない
- サマータイムレンダの登場人物が死亡した
- スピンオフ以降の新作が発表されていない
1つずつ詳しく解説していきます。
理由①作者が現在どうしているか分からない
田中靖規さんはTwitterなどのアカウントがなく、作者自身からの情報発信がないため、「現在なにをやっているのかわからない」とファンから言われています。
和歌山市民図書館「あの夏が帰ってくる!アニメ #サマータイムレンダ 展」無事終了しました。メッセージボードには、海外のお客様含め総勢317名から熱いメッセージが!なんと田中靖規先生、永瀬アンナ様、cadode様からも✨ご来館くださった皆様、誠にありがとうございました!https://t.co/vpg2kC3oTS pic.twitter.com/de8AX94pz2
— サマータイムレンダ公式 (@summertime_PR) September 5, 2023
サマータイムレンダの公式Twitterで田中靖規さんの情報を確認することができましたが、2023年9月5日が最新となっていました。
その後、特に公式から田中靖規さんの情報があがることはなく、作者が死んでしまったのかも!?とファンから心配の声があがったのかもしれないですね。
ちなみに、作家・漫画家さんTwitterフォロワー獲得ランキングで1位を獲得されている方は、幽遊白書やハンターハンターで有名な冨樫義博さんとのことです。
情報発信も自身で行う人もいれば、田中靖規さんのようにSNSは運用していない人もいるため、情報がないからといって死亡説に結び付けるのも安易な気がしますよね。
理由②サマータイムレンダの登場人物が死亡した
2つ目の理由として、サマータイムレンダの登場人物の一人である、小説家・南方ひづるが作中で死亡したことが挙げられています。
南方ひづるは「南雲竜之介」というペンネームで活動する小説家です。
ひづるは「影」について何か知っており、主人公にとっては初めての理解者になる等、物語の中で重要な人物の一人です。
ひづるは影の首領であるハイネや4本腕の影と戦い負傷しますが、主人公がタイムリープするたびに復活していました。
9週目を迎えた7月23日、ハイネの守護神であるシデと戦いひづるは瀕死の状態になってしまいます。
この時、主人公のタイムリープの能力が限界にきてしまい、ひづるは復活することなく死亡してしまいます。
ひづるが作家であることや舞台が出身地である和歌山県であることなどから、田中靖規さんと似ているところがあるため、ひづるの死と作者の死を混同させてしまったのかもしれません。
理由③スピンオフ以降の新作の情報がない
サマータイムレンダは冒頭で述べたように、2017年~2021年まで「ジャンプ+」で配信されていました。
またアニメ放送は2022年4月から9月であり、話題を呼びました。
さらに2022年7月4日にはサマータイムレンダのスピンオフ作品として、本編のその後を描く「サマータイムレンダ2026 未然事故物件」が発売されたことでファンは歓喜しています。
こちらの作品が発表されて以降、新作品の情報が出ていないため、ファンの間で作者の死亡説が流れてしまったと考えられています。
サマータイムレンダのその後4選!実写化はどうなった?
ここまで、サマータイムレンダの作者・田中靖規さんの死亡説が出た理由について解説してきました。
サマータイムレンダは漫画が公開されたあと、アニメ化・ゲーム化、スピンオフ作品の発売など大盛り上がりした作品です。
また、実写化企画進行中とのアナウンスも公式からありました。
ここからは、サマータイムレンダ漫画公開後のその後について詳しく説明していきます。
サマータイムレンダは完結してる?
サマータイムレンダは完結しています。
サマータイムレンダ最終回まで観た!お、面白すぎた…こんな最初から最後までキャラブレもなく綺麗に伏線回収される作品を久しぶりに拝みました…最高の夏になったありがとうございます😭🙏🏻✨
— あまね@低浮上 (@amanemia2) July 28, 2023
最終話では、1話同様主人公が日都ヶ島に降り立った7月22日が描かれます。
しかし、「影」の存在が違いました。
最終話では、「影」が存在しない7月22日に降り立つことができたのです。
主人公たちは壮絶な影との闘いに勝利して、影に関連して亡くなった人たちが全員生きている世界を取り戻すことができ、ハッピーエンドを迎えるのでした。
その後①続編・サマータイムレンダ2026 未然事故物件を発表!
2022年4月14日、15日に「少年ジャンプ+」にてサマータイムレンダのスピンオフ作品「サマータイムレンダ2026 未然事故物件」が配信されました。
同年7月4日には単行本が発売されています。
サマータイムレンダ本編の未来を描いた「小説家・南雲竜之介の異聞百景」です。
小説家・南雲竜之介こと南方ひづると姪の天才少女・南方波稲が4つの奇妙な事件に挑む物語です。
ファンからは、
- スピンオフ漫画すごくいい!
- 1巻でこの満足感はさすが!
- タイトルの未然事故物件っていうワード、読む前は意味が分からなかったけど、読んだあとはすごく納得できた!
と絶賛の声が届いていました。
その後②Switchソフト「サマータイムレンダ Another Horizon」も発売!
2023年1月26日にはNintendo Switch・Play Station4ソフト「サマータイムレンダAnother Horizon」が発売されます。
サマータイムレンダを追体験できるメインストーリに新たに6つのオリジナルストーリーとエンディングが用意されています。
プレイヤーの選択でシナリオが分かれていき、選択次第ではバッドエンドに到達することもあるそう。
どうにもならない行き詰まり感に当たってしまうこともあるようですが、漫画と同様にタイムリープを繰り返し、正解をたどっていく楽しみがこのゲームの醍醐味となっています。
また、ファンの間で話題となったのは新キャラクター「小弓場かおり」の登場です。
主人公の小学生時代の友人で、現役アイドル。
作者の田中靖規さんの書下ろしとなっており、新たなキャラクターの出現に喜んだファンも多くいました。
その後③サマータイムレンダが実写化される可能性はある?
サマータイムレンダの実写化について公式からは「企画中」とのツイートがありました。
『#サマータイムレンダ』
🎆アニメ完結記念🎆最終回をご覧くださった皆様、
ありがとうございました!!
ご声援の御礼に、煌びやかな花火の下に立つ
2人のヘッダーをプレゼント✨今後も実写化企画やスピンオフ小説の発売、
ゲームなどなど、本作の夏は続きます。
引き続きぜひ楽しんでくださいね🏝 pic.twitter.com/V3D0qqawfh— サマータイムレンダ公式 (@summertime_PR) September 30, 2022
しかし、ツイートされた2022年9月以降詳しい配役や日程の発表はなく、現時点では実写化するかどうかは定かではありません。
ファンの間では配役を考える人がいたり、影やタイムリープの実写化を楽しみにしている人がいたりと実写化への期待が大きくなりつつあるようです。
実写化の動きがどうなるのか、今後も目が離せませんね。
その後④サマータイムレンダのアニメ第二期は未定
サマータイムレンダのアニメは全25話で構成されており、物語は完結しています。
漫画についてもハッピーエンドで完結している作品なので、アニメ第2期の放送は今のところないのではないかと考えられています。
しかし、前述したスピンオフ作品「サマータイムレンダ2026 未然事故物件」はアニメ化されていないので、こちらのアニメ化が期待されますね。
サマータイムレンダの作者の現在はどうしてる?
ここまで、サマータイムレンダ作者死亡の噂の真相や、サマータイムレンダのアニメ化、ゲーム化、スピンオフ作品について詳しく解説しました。
サマータイムレンダの魅力がよりわかっていただけたのではないでしょうか。
公式からの発表のなかでいまだに情報がないのは「実写化」のみのため、ファンの期待はかなり膨らんでいるようですね。
ここからは、サマータイムレンダの作者田中靖規さんの気になる現在について解説していきます。
現在①長期休養中?
サマータイムレンダは田中靖規さんが一人で描き終えた作品として知られています。
アシスタントを雇わずに田中靖規さん自身が全部描いていたと公表しています。
また、鉛筆を多用しデジタル処理するという独自の作画方法が使われていて、ファンからは背景などがとてもきれいだと評判が高い作品です。
一人で作品を描いていたその仕事内容を吟味すると、大変な労力が必要だったと思われます。
そのため、現在は長期療養されているのではないかと考えられています。
現在②新作の準備中?
サマータイムレンダは2017年10月23日連載が始まり、2021年2月1日完結を迎えました。
前述したスピンオフ作品は2022年4月14日15日に配信されています。
その後、新作の発表は特にないのが現状です。
ここで田中靖規さんのこれまで発売した作品をみていきましょう。
- 2003年読み切り作品「獏」 デビュー作
以後少年ジャンプにて連載
- 2007年「瞳のカトブレパス」
- 2009年「鍵人ーカギジンー」
- 2013年~2015年「ガイストクラッシャー」
- 2017年~2021年「サマータイムレンダ」
ここで紹介した作品は連載作品ばかりとなりますが、他にも読み切り作品が何作か発売されています。
連載作品が完結するとおよそ3~4年ほど期間が空いて、次の作品が連載開始されているのがわかると思います。
この期間に次回の連載作品の案を考えたり、資料を集めたり、準備期間に入っているのではないかと考えられます。
これらのことから、現在田中靖規さんは次回新作の準備をされていると考えることができますね。
次回の作品にもとても期待が寄せられています。
サマータイムレンダの作者の死亡説はデマであり、作者は生存している!
サマータイムレンダ作者の田中靖規さんは死亡説が一部出ていましたがデマであり、現在も生存されています。
サマータイムレンダの連載が終了し、その後、アニメ化、ゲーム化、スピンオフ作品の発売など、サマータイムレンダがファンから愛された作品であることがわかりました。
また、舞台となった和歌山県和歌山市ではアニメの声優さんが招かれトークショーが開かれたり、「サマータイムレンダ巡りきっぷライト」が発売されたりと、盛り上がりをみせています。
田中靖規さんの次回作の発売はまだされていませんが、次回作を期待するファンの声が多く聞かれます。
次回作を期待しながら、サマータイムレンダをまだ観ていない方はこの機会にぜひチェックしてみてくださいね。