ドーベルマン飼わないでと言われる理由7選がヤバい!リアルな口コミ6選も大調査!

ドーベルマンと聞くと、どんなイメージがあるでしょうか?

  • 警察犬や軍用犬なんかでも活躍してるし「かっこいい」から飼ってみたい!
  • 大きくて黒くて危険そう、怖い!

など、さまざまだと思います。

大型犬に分類されるドーベルマンは、「初心者には大変」「飼うのはやめたほうがいい」「飼育するのには危険!」なんて声も耳にしますよね。

今回はそんなドーベルマンについて、飼わないでと言われている理由や、実際に飼っている人の口コミに加え、飼うべきではない人の特徴についてもまとめてみました。

目次

ドーベルマン飼わないでと言われる理由7選を徹底解説!初心者には大変?

ドーベルマンは19世紀末にドイツでシェパードやピンシャーなど4種との交配により誕生しました。

軍用犬や警察犬、麻薬探知犬などとして活躍することが多い犬種です。

そして上に尖った特徴的な耳は、実は子犬の時に切断されることで人工的につくられた形状で、本来は長く垂れ下がったビーグルのような耳を持っているそうですよ。

前述したような分野で活躍できる非常に賢い犬ですが、簡単にドーベルマンを「飼わないで」と言われています。

その理由として特に初心者には飼育が大変、危険ということなどが挙げられます。

その中から、まずは「ドーベルマンを飼わないで」と言われる理由を具体的に7つほど理由を紹介していきたいと思います。

ドーベルマンを飼ってはいけない理由①:しつけが難しい!

ドーベルマンは躾をすることが非常に重要であるため、初心者に飼育することが難しいと言われています。

それにはどんな理由があるのでしょうか。

まず、小型犬や中型犬と違い、大型犬でなおかつ身体能力が高いドーベルマンですので、躾をせずに飼うと大変なことになります。

力が強く、リードをしていても簡単に引っ張られてしまうため、引きずられたなんで飼い主もいるようです。

誰かに怪我を負わせてしまっては「仕方ない」で済ますことはできませんので、飼い主にはきちんと躾をする責務があります。

非常に賢い犬なので、躾自体が難しいということはありませんが、生後3週〜16週の「社会化期」と呼ばれる子犬の時期までにしっかりと躾をしておくことが望ましいと言われています。

子犬の引き渡しは生後8週以降と定められており、一緒に過ごせる「社会化期」は非常に短い時間です。

短期間で躾を行う必要がありますので、引き取る前に準備をしておくことが重要でしょう。

成犬になってからの躾では、ドーベルマンも力が非常に強くなり、制御が難しくなります。

そういった意味で「躾が大変」と言えるかもしれません。

ドーベルマンを飼ってはいけない理由②:抜け毛が多い!?

ドーベルマンは短毛でシングルコートと言われていますが、その中でもかなり毛が抜けやすい犬種となります。

短毛だから、抜け毛が少ないだろうと、たまにしかブラッシングしないでいると掃除が大変です。

短くて硬めのチクチクした毛なので、掃除も長毛よりしにくいといわれています。

3日に一回程度のブラッシングを散歩のついでなどにする必要がありそうですね。

YouTubeでもドーベルマンの抜け毛を一週間分集める動画がありましたので、気になる方はそちらでも確認してみてくださいね。

マメではない方、毛が抜け落ちるのが気になるという方には飼育は向いていないかもしれません。

ドーベルマンを飼ってはいけない理由③:運動量が多い!

筋肉質で活発なドーベルマンですので、1回あたりの散歩は通常1時間以上必要と言われています。

それを1日最低2回する必要があるそうですから、飼い主さんは1日に2時間以上一緒に歩くか、ドッグランなどで遊ばせる必要がありますね。

1日2時間歩くとなると、距離にすると8.5キロほどとなりますので、普通に考えて「普段4,000歩しか歩きません」という人には飼育は無理だと言えるでしょう。

家族がたくさんいて手分けして散歩できる方や運動に抵抗のない人でないと難しいかもしれません。

雨や天候の悪い日などは臨機応変に対応し、休日はドッグランで遊ばせるなど工夫が必要と言えるでしょう。

ドーベルマンを飼ってはいけない理由④:お金がかかりすぎる!?

まず、ドーベルマンを迎え入れるにあたり購入費用、予防接種など含め20〜30万かかると言われています。

月の餌代でおおよそ2万〜2.5万、その他予防接種や通院、おやつ、ペットシートなど含めると、さらに年間30万程度の出費があるようです。

平均寿命の12年で生涯にかかる費用を計算すると、だいたい300万〜400万程度必要なのだとか。

金銭的に余裕がないのであれば、飼ってはいけない理由となるかもしれませんね。

ドーベルマンを飼ってはいけない理由⑤:事故が多くて危険!

2010年に愛知県で、近所で飼われていたドーベルマンに高齢者とその飼い犬のプードルが襲われる事故がありました。

この事故で、高齢者の方は脳挫傷を負い、トイプードルは死亡しています。

その他にも大学生がドーベルマンに襲われて怪我を負った事故などが数多くあるようです。

2013年には俳優の松嶋菜々子さんと反町隆史さんが飼育していたドーベルマンが他の住人に怪我を負わせ、その住人が退去し不動産会社から高額な損害賠償を支払うことになった事件もありました。

ドーベルマンに限らず、犬による咬傷事故は1年間に5,000から6,000件ほどあるそうで、犬を飼う以上、飼い主が責任を持って躾をしていく必要がありますね。

そのため、躾をしっかりできる覚悟のない方、飼育環境をきちんと整えることが難しい場合は飼わないほうがいいと言えるかもしれません。

ドーベルマンを飼ってはいけない理由⑥:特定犬種に指定されている!?

日本では特定の明確な法律はないものの、ドーベルマンは茨城や佐賀など地域によって「特定犬」に指定されています。

「特定犬」とは、人に怪我をさせたり重大な事故を起こしてしまう可能性のある犬種に登録されるものです。

管理については、指定された条例を守る必要があります。

例えば、定められた檻で飼育することに加え、特定犬を飼育していることがわかる標識(ラベル)を掲示することなどが挙げられます。

そのため、居住する地域でどのような条例があるかなどを確認した上で、本当にドーベルマンを飼育できるか検討する必要がでてきます。

簡単に飼ってはいけない理由のひとつとなるでしょう。

ドーベルマンを飼ってはいけない理由⑦:警戒心の強い性格!

警察犬や護衛犬として活躍するドーベルマンですので、その性格は非常に警戒心が強いと言えます。

特に知らない人や犬に強い警戒心や縄張り意識を示します。

そのため、飛びかかったり怪我をさせたりしないようしっかりとした躾が必要です。

【飼い主の声】ドーベルマンのリアルな口コミ6選を大調査!

ここからは、実際にドーベルマンを飼っている方などからのリアルな口コミを6つ紹介していきます。

見た目とギャップのあるフレンドリーな性格、防犯に心強いなどの良い口コミから、不安点となる悪い口コミまで、ピックアップして紹介していきます。

実際に飼育する前の参考にしてみてください。

良い口コミ①:フレンドリーで可愛い!

X(旧:Twitter)や知恵袋ではドーベルマンは意外に人懐こくて可愛いというコメントが多くありました。

めっちゃかわいい!私の友人家にもドーベルマンおりますが、強面なのに実はめちゃくちゃフレンドリーで可愛いですよね。


きちんと躾をされたドーベルマンは非常にフレンドリー

大きな肢体に、強面なお顔なのに人懐こいとは、ツンデレな格闘家みたいなギャップがたまりませんね。

良い口コミ②:番犬で防犯に役立つ!

ドーベルマンを飼うことを検討されている方の中には、自宅の番犬にと考えている方もいるのではないでしょうか?

自宅の番犬ではない意外なところでも防犯になるというコメントがありました。

たしかに頼もしい相棒ですよね!

女性のソロキャンで犯罪に巻き込まれる事例もありましたので、ドーベルマン連れだとかなり心強いかもしれませんね。

良い口コミ③:知的好奇心が旺盛で賢い性格!

実はこんな一面もあるようです。

猛犬みたいなイメージのあるドーベルマン…本当は好奇心旺盛でとても甘えん坊なんだけどな…


好奇心旺盛で甘えん坊
だなんで可愛いしか出てこないですね。

この投稿をした方はしっかりと躾もして、愛情をたくさん注いだからこそ「甘えん坊」になってくれたのではないでしょうか。

そして警察犬や警護犬としても活躍できるくらいなので、賢いことは言うまでもありません。

悪い口コミ①:吠えている声がうるさい!

きちんと躾をされていないドーベルマンだと、持ち前の警戒心から通りすがりの人にも手当たり次第に吠える可能性があります。

躾の他には散歩の回数や時間が足りないなどでストレスが溜まっていると、凶暴化していしまう原因のひとつとなってしまいます。

飼う人間の責任がかなり大きいですよね。

悪い口コミ②:大きくて怖い!?

こちらは知恵袋からです。

私は怖いですね。
躾をしていればどんな犬でも安全だと多くの愛犬家は頑なに言いますが、それは飼い主や親しい知人に対しての話で、赤の他人に対してどんな状況下でも同じように対応出来るなんて事はないはずです。

中型犬に近いサイズと言われるドーベルマンですが、犬を飼っておらず慣れない人にとっては、怖いと感じるかもしれません。

飼う場合は、近所の人にも伝えておくなどの配慮も必要かもしれません。

標準体型で約70㎝ほどのドーベルマン。

大きさが怖いという人はそもそも「飼わないで」といわれてしまうのは当たり前かもしれませんね。

悪い口コミ③:運動量が多く必要で大変!

最初に紹介した通り、ドーベルマンは相当な運動量が必要が犬種となるため、飼い主もそれなりに体力が必要で、運動を一緒にする覚悟が必要です。

生半可な気持ちでは飼えないかもしれません。

ドーベルマンを飼うのをやめた方がいい人の特徴7選は?初心者は飼えない?

ここからは、こんな人は飼うのをやめた方がいい!という特徴を7つ紹介していきたいと思います。

命を飼う以上一定の覚悟と準備をもつ必要がありますが、特にドーベルマンを飼う場合にこういう人には難しいという点を中心に確認していただければと思います。

ドーベルマンの特性上、小型犬と違う部分がありますので、参考にされてみてください。

ドーベルマンを飼うべきではない人①:深く考えずに飼う人!

見た目が強そう、かっこいいからなど軽い気持ちで飼ってしまうと、のちのち「こんなはずじゃなかった」「もっと飼いやすいかと思った」ということになりかねません。

ペットは物ではなく命ですから、最後まで責任取れるのかをよくよく考えた上で飼うのが、飼い主として当然の義務ではないでしょうか。

このように、もともと覚悟がない方が飼ってしまうと悲劇となるケースもありますので、熟考した上で迎え入れたいものですよね。

ドーベルマンを飼うべきではない人②:体力や運動習慣がない人!

ドーベルマンは一回30分〜1時間の1日2回程度の散歩か、運動が必要だと言われています。

健康に自信のない方や、飼い主に運動の習慣がない人ではドーベルマンに十分な散歩や運動をさせること自体が難しいでしょうから、最初から飼育を諦めるのが賢明と言えるでしょう。

散歩や運動時間が足りず、ドーベルマンがストレスを溜め込んでしまうと、思わぬトラブルを招いてしまう危険性も秘めています。

「飼わないで」といわれる前に飼い主側も運動をする習慣を身につける必要がありそうですね。

ドーベルマンを飼うべきではない人③:時間がない人!

体力や運動習慣がない人の部分の通じるところがありますが、忙しい人、時間がない人は散歩したり遊んであげる時間を取れない可能性があります。

ドーベルマンは非常に好奇心が強く愛情深い犬であるため、飼い主とのスキンシップや遊ぶ時間がないとストレスを溜めてしまう可能性があります。

またしっかりと躾をするのにも一定の時間がかかります

時間に余裕のある家族がいる、専属で面倒見れる人がつけられるなどの融通がきかない限り、時間がない人は飼うのを控えた方がいいかもしれません。

ドーベルマンを飼うべきではない人④:家が狭い人!

ドーベルマンは基本的に室内飼いと言われています。

大型犬の中では中型犬に近いサイズとはいえ、狭い室内でドーベルマンを飼うことは飼い主にとっても犬にとっても窮屈な生活になり、控えるべき理由となるのではないでしょうか。

また、賃貸などでペット可の物件であっても小型犬に限られていたり、引越しすることになった時に飼えなくなる可能性も出てくるでしょう。

人間のおうち事情も踏まえた上で、最期まで飼えるのかどうかを検討する必要があるでしょう。

ドーベルマンを飼うべきではない人⑤:犬を飼うのが初めての人!

前述したとおり、ドーベルマンを飼育する上では「躾」が非常に重要となります。

犬を飼うことが初めてであれば、躾することが難しい可能性もありますし、犬を飼うのになんとなく憧れてという方が飼い主になってしまっては犬が不幸になってしまう可能性があります。

躾が難しい初心者の方では、飼育に適した環境を用意できない可能性があります。

そのため、ドーベルマンを飼育することがどういうことなのかというのをあらかじめ知っていて、飼ったことがある人が飼育する方が望ましいと言えます。

ドーベルマンを飼うべきではない人⑥:しつけが難しい人!

小型犬を飼育するだけであれば、もし躾ができなかったとしたら大きな事故につながる可能性は高いです。

さらに大型犬である、力も強いドーベルマンを飼うとなればそういうわけにはいきません。

下手をすれば他人や他の動物を傷つけてしまう結果を招きかねませんので、躾自体する気がない人や、躾をすることに自信や覚悟がない人は飼うべきではないと言えるでしょう。

ドーベルマンを飼うべきではない人⑦:金銭的に厳しい人!

最初に述べたように、ドーベルマンに生涯かかる金額は、だいたい300万〜400万程度必要だそうです。

餌代は小型犬よりはどうしても高くなってしまいますし、大きな病気をしたりすればもっとかかる可能性もあります。

病気になった時に十分な医療を受けさせることができなかったりすると、犬にとっても人間にとっても辛い結果となっていまいますよね。

もちろん人間ほどお金がかかるわけではありませんが、ある程度金銭的に余裕がない場合は、ペット自体飼うことを控えた方がいいのではないでしょうか。

ドーベルマンにはしつけが必須で適切な飼育環境が必要!覚悟がない人は飼わないで!

ここまでドーベルマンについて、「危険」「飼わないで」「初心者には大変」と言われている理由や、飼うべきではない人の特徴などをまとめてきました。

大型犬の「特定犬種」に分類されており、躾をせずに成長してしまうと、他人や飼い主本人に怪我を負わせたり、最悪命を落としていまうような大変な事故を起こしてしまう可能性があることが確認できました。

その反面、本来の性格は飼い主や信頼した相手に対して友好的で愛情深い性格であり、警察犬や警護犬として活躍できるほどの知能も持ち合わせていることがわかりました。

飼うこと自体は可能だと考えられますが、飼育にあたっては、以下のことを基本的に考えておくことおが必要になります。

  • 社会化期までの子犬の間にきちんと躾ができる
  • 大型犬を飼育できる環境や自宅を継続的に(犬の寿命まで)用意できる。
  • 散歩や運動を十分にさせてあげることができる。
  • 金銭的にある程度の余裕がある。

逆に言うと、これらのことができない人は飼うべきではないと言えます。

どんなペットにも言えることですが、最後まで飼育することができるかを考えた上で、責任をもって飼い始めることが必要でしょう。

ドーベルマンと飼い主さんが幸せに暮らせるように、参考にしていただけたら幸いです。