asmrが気持ち悪い理由5選!咀嚼音や耳舐めがヤバい?

ASMRは今とても人気のあるコンテンツのひとつですよね。

寝る前に聴くとリラックスできる、ゾクゾクして病みつきになるという声を良く耳にします。

しかし、ASMRが気持ち悪い、不快で仕方ないという人も結構多いんです。

ASMRを気持ち悪いと感じてしまう理由はなぜなのか?

咀嚼音や耳舐めの動画がかなりヤバいと噂される理由を調査していきましょう!

asmrとは?いつから始まった?

ASMR(エーエスエムアール)は、Autonomous Sensory Meridian Response(自律的感覚絶頂反応)を略した言葉になります。

目や耳から入る刺激が心地よく感じたり、それによって快感を覚えることをASMRと呼んでいるんですね。

ASMRは2010年にアメリカ人女性ジェニファー・アレンが名前をつけて始めたと言われています。

日本でも割とすぐ、2011年頃から流行ってきましたね。

現在では代表的なコンテンツの一つになりましたし、Youtubeはもの凄い数の再生数になっています。

ただ、人気に比例してASMRが気持ち悪いと感じる人も多く出てきていますね。

ASMRではないYoutubeの動画に、「その音苦手だからカットして欲しかった」というコメントがついているのも何度も見たことがあります。

こんなに人気のあるジャンルなのになぜASMRを気持ち悪いと思う人がいるのか、色んな観点から分析してみました!

asmrが気持ち悪い理由5選!気持ち悪く感じる理由紹介!

ASMRにハマる人が多くいる一方で、気持ち悪いと不快感を覚える人も少なくないですよね。

特に咀嚼音や耳舐め音は人気のあるジャンルになりますが、同じくらい苦手という人もいます。

日常生活でふとした瞬間に他人の咀嚼音が聞こえてくると、ASMRが好きな人でも気持ち悪いと感じる場合が殆どではないでしょうか?

ASMRを気持ち悪いと感じる人は、このような日常生活で聞こえてくる音とASMRを一緒だと考えているのだと思います。

私も同じだと思っている人間なので、無理に好きになる必要はありませんよ!

今回は、ASMRが気持ち悪いと感じてしまう理由を音の種類だけでなく、科学的・心理的にも分析してみました!

asmrが気持ち悪い理由①咀嚼音が不快

他人の咀嚼音ってほとんどの人が気持ち悪いと感じますよね?

クチャラーという言葉が存在するくらい、ぺちゃくちゃと咀嚼音を鳴らしてご飯を食べる人は嫌われてしまいます。

ASMRを気持ち悪いと感じる大きな理由のひとつが、ASMRの咀嚼音はクチャラーと同じだと感じているからではないでしょうか。

確かにASMRとクチャラーは、咀嚼音を鳴らすという意味では同じかもしれません。

しかし本当に同じなら、ASMRはなぜこんなにも流行っているんでしょう?違いはどこにあるのでしょうか?

まずクチャラーは、TPO関係なく、口を開けながらご飯をぐちゃぐちゃと食べますよね。

近くにいると唾液や食べカスが飛んできそうで凄く気持ち悪さを感じると思います。

対してASMRの咀嚼音がどういったものか見てみましょう。

こちらのyoutube動画ではまず、撮影環境から拘っていることが分かりますよね。

背景は黒、食べ物はブルー系で統一されています。

また、映っている女性の歯や食べ物を掴む手、指、更に爪まで非常にきれいです。

そしてASMR専用のマイクを使用しているため、クチャラーのように口を開けて食べなくても咀嚼音が鮮明に聞こえきますね。

ASMRの咀嚼音は人に聞かせることを目的として作られているので、ただの気持ち悪いクチャラーとは違うと感じてハマる人がいるのでしょう。

また、「食感」という食事の楽しみ方もあるくらいですので、食べなくても食感を耳で楽しめる咀嚼音のASMRは、人によっては病みつきになってしまうのかもしれませんね。

asmrが気持ち悪い理由②耳舐めが不快

耳舐めのASMRを気持ち悪いと感じる人、すごく多いのではないでしょうか?

ASMRに限らず、「ネチョネチョ」「ヌルヌル」こういった感触って基本的に気持ち悪いですよね。

触りたくないし、聞きたくないし、ナメクジとかを連想させて気持ち悪い。

咀嚼音で「サクサク」「パリパリ」といったASMRが多いことからも、耳舐めASMRが好きな人はかなり限定されると思います。

それでもやっぱり需要はあるみたいですね。

この動画のコメントを見てみると、「最高」「心地いい」という感想の他に、「視覚的にもいい」というコメントも目立ちました。

Youtube側で一部ASMRを規制の対象としているのも頷けますね。

asmrが気持ち悪い理由③神経学的な問題

ASMRが気持ち悪いと感じる理由で、ただ個人的に嫌いな音というものの他に、神経学的な問題もあると思います。

ASMRが脳活動と気分状態に及ぼす影響という論文の一部を紹介しますね。

ASMRにリラックス効果があると思っている人やストレス解消に使っている人が多いが、明確な学術的根拠は知られていない。

つまりASMRを聞いて癒されると言う人がいるのは、その人個人の感想でしかないということです。

そして論文のまとめはこのように書かれていました。

気分状態では活気が低下し、脳波では緊張値が高くなるとともに、リラックス値と眠気値が低下することが確認された。

無気力状態になり、脳が緊張して、リラックスどころか眠れなくなる。

ASMRのメリットとして、リラックスや心地よさや快感が挙げられますが、脳神経的には真逆なんですね。

ASMRを気持ち悪いと感じるのは、人間の脳の機能として正常な反応なのかもしれません。

asmrが気持ち悪い理由④心理学的な問題

今までは咀嚼音や耳舐め音をメインに話していましたが、別のASMRに当てはめてみたいと思います。

例えばパソコンのタイピング音。

ひとりでの作業がはかどると感じる人は多いと思います。

しかし人によっては、職場のイライラしている上司を思い出してしまい気持ち悪くなる!という人もいるのではないでしょうか?

他にも、小川の音は水が怖い人にとっては精神的に苦痛を感じるでしょう。

たき火の音で、学生時代の林間学校で好きな子にフラれた記憶を思い出してしまう人もいるかもしれません。

人それぞれ心に抱えているものは違いますよね。

そういうメンタル的な要素で、特定のASMRを気持ち悪いと思う人がいるのは当然のことでしょう。

asmrが気持ち悪い理由⑤生物学的な問題

黒板を爪で引っ掻く音は、昔から嫌な音として代表に挙げられるものの一つですよね。

これは危険を察知したサルの鳴き声と同じ周波数らしいです。

人間とサルは同じ霊長類であることから、本能的に気持ち悪いと感じる音なのでしょう。

他にも人が本能的に嫌悪してしまう音というのは多く存在しています。

もちろん、個人差もあるでしょう。

しかし、理由は分からないけど気持ち悪いと感じることは人の防衛本能なので、無理せず遠ざけることをお勧めします。

ASMRが気持ち悪いと感じるのは人間の本能?!

今回はASMRが気持ち悪いと感じる理由について詳しく紹介しました。

人それぞれ、好きな音もあれば嫌いな音もありますよね。

また、日常生活では気持ち悪いと思う音もASMRだと心地よく聞ける場合もあるかと思います。

楽しんでいる人がいる一方で、不快に感じる人がいるのも事実でしょう。

お互い押し付けはせず、各々好きなASMRを楽しみたいですね。