独自の世界観と、天性のセンスで多くのファンを魅了し続けるシンガーソングライターの椎名林檎さん。
その音楽性はジャンルや世代を超えて支持されており、現在も日本の音楽シーンの最前線で活躍を続けています。
2024年には第75回NHK紅白歌合戦への出場が決定し、改めてその存在感が注目を集めていますが、実は若い頃から抜群の実力と才能を発揮していたことをご存じでしょうか?
今回は、そんな椎名林檎さんのデビュー前の経歴、ソロアーティストとしての軌跡、さらにバンド「東京事変」としての活動に至るまで、これまでの歩みを詳しく解説します。
目次
椎名林檎は若い頃からすごかった!?デビュー前の経歴も!
現在も天才的な音楽性で多くの人を魅了し続けている椎名林檎さん。
その独自の世界観と創造力は唯一無二ですが、実は若い頃からすでにその才能がすごかったという噂があるのをご存じでしょうか?
そこで今回は、椎名林檎さんの子供時代からデビューに至るまでの歩みを詳しく振り返り、彼女がどのようにして現在のようなアーティストへと成長していったのか、この噂の真相とともに迫っていきたいと思います!
椎名林檎は生まれてすぐに大手術?
椎名林檎さんは生後間もなく大手術を受けています。
病名は「先天性食道閉鎖症」。
その後手術は無事に成功しますが、身体のバランスを左右均等に取ることが難しくなるなど後遺症も残っています。
このため、幼少期に習っていたバレエを途中で断念することになったそうです。
しかし、この経験が彼女の芸術性や感受性に何らかの影響を与えたのかもしれませんね。
椎名林檎の学生時代はバンドを結成していた
椎名林檎さんが初めてバンドを結成したのは、中学生時代のことです。
福岡市立百道中学校に在学中、友人を集めてガールズバンドを結成し、学園祭などで演奏を楽しんでいました。
その後、高校進学後も複数のバンドを掛け持ちし、精力的に音楽活動を続けます。
16歳の頃には、「ティーンズ・ミュージック・フェスティバル95全国大会」に出場し、福岡代表に選ばれるという実績を残しました。
彼女の音楽性はこうした学生時代の様々なバンド活動を通して培われていったのかもしれませんね。
椎名林檎は高校を中退していた?
椎名林檎さんは中学卒業後は、同じく福岡市内の進学校に進みました。
優秀な高校の中でも、成績は良く学級委員なども務めていたようです。
進学校特有の大学進学を目指す空気の中で、椎名さん自身には進学の意欲がわかないことに気が付くと、無駄な勉強に時間を割きたくないと高校2年生のときに中退することを決意。
この時から既にすでに音楽への確固たる情熱があったのですね。
椎名林檎としてデビュー
高校を中退後、椎名林檎さんはフリーターをしながら音楽活動に専念しました
そして1996年に「The 5th MUSIC QUEST JAPAN」の福岡大会にバンドで出場しますが、大会の関係者にソロへの転向を勧められます。
結果決勝には「椎名林檎」としてソロで出場し見事優秀賞を獲得しました。
この大会を通して東芝EMI(現・ユニバーサルミュージック)と契約することになり、その後「幸福論」でデビューを果たしました。
【徹底解説】椎名林檎デビュー後の活動が凄い!現在の活動は?
若い頃から卓越したセンスと確かな実績を持っていた椎名林檎さん。
デビュー後もその天性の才能と努力で音楽シーンを牽引し続けています。
ここでは、彼女の凄さの秘密を探るためデビューから現在に至るまでの経歴と活動を振り返り、その軌跡を徹底解説します。
最新アルバムについてもご紹介しますのでぜひ最後までご覧ください!
バンド「東京事変」の活動をスタート
1998年にソロデビューを果たし、シングル「幸福論」で鮮烈な印象を与えた椎名林檎さん。
しかし、2003年には突然の活動休止を発表しました。
この時期、結婚と妊娠を公表しており、休止の理由は出産とされていました。
ところが後のインタビューで、実は活動休止期間中に「引退」を真剣に考えていたことを明かしています。
ソロ活動においてモチベーションを維持することが難しくなった彼女は、新たな挑戦として2004年にバンド「東京事変」を結成。
これを機に、バンドスタイルでの活動がスタートしました。
椎名林檎のデビュー10周年
2008年、椎名林檎さんはソロデビュー10周年を迎えました。
この記念すべき年には数々のスペシャル企画を展開し、多くのファンを喜ばせました。
まず、7月にこれまでの活動を凝縮したアルバム『私と放電』と、プロモ・クリップ集DVD『私の発電』を同時発売。
ファンの間でリクエストが高かったアルバム未収録曲や未収録バージョンを収録したアルバムのリリースは、これまでの軌跡を振り返る一大プロジェクトとして話題を呼びました。
さらに、11月にはさいたまスーパーアリーナで「椎名林檎(生)林檎博’08 ~10周年記念祭~」と題したスペシャルライブを開催。
豪華な演出と圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了しました。
このライブは、彼女の音楽の幅広さとライブパフォーマンスの凄みを改めて実感させる内容となりました。
東京事変が解散
東京事変は2004年の結成以来、独創的な楽曲と洗練されたステージで多くのファンを魅了してきました。
しかし、2012年に突然解散を発表します。
このニュースにファンからは悲しみと驚きの声が多く寄せられました。
解散理由について椎名林檎さんは、「CDが売れない時代の中で、バンドとしての役割を一通り果たした」と語っています。
解散から8年後の2020年、東京事変は「再生」を果たし、待望の復活を遂げました。
椎名林檎の現在の活動は?
2024年、椎名林檎さんは5年ぶりとなる新作アルバム『放生会(ほうじょうや)』をリリースしました。
この新作は、彼女が新たな挑戦として様々な女性アーティストとコラボレーションを行った意欲作です。
前作『三毒史』(2019年)では男性アーティストとのデュエットが話題を集めましたが、そのことに「味をしめた」椎名さんが、今回のアルバムでは女性アーティストとの共演を決めたようです。
リリース前から多くの期待が寄せられ、ファンの注目を集めました。
椎名林檎は噂通り若い頃からすごかった!
デビュー前から音楽の才能を発揮し、大会での実績を残してきた椎名林檎さん。
高校を中退し、音楽活動に専念する道を選んだ彼女は、19歳でシングル「幸福論」で鮮烈なデビューを果たしました。
その後もソロ活動で独自の世界観を追求しながら、バンド「東京事変」では新たな一面を見せるなど、常に第一線で活躍を続けています。
今後もさらなる活躍が期待される彼女の歩みに注目です!