検索してはいけない言葉をご存知でしょうか?
そんな「検索してはいけない言葉」の一つに「ありさの育児日記」があげられます。
日記の投稿者は、1人の息子と夫と暮らす、パート勤務の大西亜里沙28歳。
タイトルだけ見ると、極普通の育児にまつわるブログだろうと感じますよね。
しかし、「検索してはいけない」と言われてるということは、平凡な内容ではないということです。
どんな日記の内容だったのか、そして、その後大西亜里沙と家族はどうなってしまったのかについて、詳しく解説していきます。
目次
ありさの育児日記とは?大西亜里沙の心の闇が虐待へ繋がった!?
ありさの育児日記は、大西亜里沙によって書かれたブログです。
内容は、幼児虐待当事者による幼児虐待の記録。
ありさの育児日記のトップページを開くと、まず目に入ってくるのは上記の言葉です。
「幼児虐待ってそんなに悪いことなのでしょうか? 幼児虐待者って異常な人間なのでしょうか?」、そんな問いかけからはじまる、ありさの育児日記。
どことなく大西亜里沙の心の闇の部分が、この時点で感じられますよね。
大西亜里沙のプロフィール!虐待理由は育児と仕事!?
大西亜里沙は、兵庫県神戸市に住む28歳。
事務職として勤務しており、夫と息子の雄介の3人で暮らしています。
ありさの育児日記の内容は、幼児虐待の記録です。
子育てしている人への理解がない会社によるパワハラまがいの数々、高額な無認可保育園の保育料。
夜遅くまで仕事したあとの子育てに、理解のない夫と両親。
大西亜里沙は、育児と仕事の負担が重なって虐待に走ってしまったのでしょうか。
ありさの育児日記は自分の人生を台無しにした息子への復讐劇!?
「私の人生を台無しにした雄介のことは絶対に許さない。」
大西亜里沙のプロフィールページの最後に綴られた言葉です。
当時大西亜里沙が勤めていた会社で、子供がいながら仕事を続けるには、
- 両親子育てを手伝ってくれる両親がいること、
- 複数の業務もなんなくこなせるいわゆるバリキャリな女性
でないといけなかったようです。
大手の生命保険会社と聞くと、ノルマがキツイとよく耳にしますが大西亜里沙も同じような環境だったのでしょうか。
雄介を出産後、しばらく勤めたものの会社を続けることは難しかったようです。
大西亜里沙は子供の頃から、自分は経済的に独立する、自身には人並み以上のスキルがあると信じていたのにもかかわらず出産を機に、それらすべてが打ち消されてしました。
その後、自分の居場所を失ってしまった大西亜里沙は、息子・雄介のせいだと憎しみの感情を抱えるようになってしまったのでしょう。
母 大西亜里沙だけではない?旦那もヤバい奴だった?!
大西亜里沙のプロフィールを見ると、少し理解しがたい考えと感じますが、旦那もかなりやばそうな人のようです。
雄介のことは可愛がっているものの、短気なため、気に入らないとすぐ手を上げてしまいます。
「遅く帰った後の育児ってものすごく疲れる。独身の人や男性には絶対わからない。勿論主人も私の両親も理解できなかった。」という文章からも旦那は育児に積極的ではなかったことが伺えますね。
自分の機嫌が良い時だけ子供に構い、そうでなければ相手にせず、すべて大西亜里沙に任せっきりだったということでしょうか。
ありさの育児日記は検索してはいけない?トラウマレベルでヤバい!?
ありさの育児日記を開くと、シンプルなデザインのブログで一見なんの変哲もなさそうです。
しかしそこには、虐待に対する大西亜里沙の意見、今日の虐待記録・過去の虐待記録、掲示板への導入部分には「虐待当事者による虐待報告歓迎!」の文字など、狂気に満ちています。
これだけでもすでに検索してはいけないと本能的に感じてしまいそうですが、ありさの育児日記の内容は想像を絶するものとネット上でいわれています。
検索してはいけない理由とは?虐待記録内容がヤバすぎる!?
ありさの育児日記を検索してはいけない大きな理由は、内容があまりにも残酷すぎるからではないでしょうか。
生後1ヶ月から始まった大西亜里沙の虐待は、思わず目を背けてしまいたくなるようなものばかりです。
大西亜里沙がはじめに行ったのは、ビンタでした。
彼女はこれを「基本」と書いていますが、読みすすめていくとビンタが基本であると表現している意味がわかるので恐ろしいです。
ありさの育児日記には、当時5歳の雄介に対して、数日間に渡る虐待の内容を詳しく記録されています。
ケガをした傷口に塩を練りこむ?子供は悲鳴を上げ絶叫!?
9月8日、ころんでひざをケガした雄介に、大西亜里沙は塩をすりこんだそうです。
当然、雄介は痛みで暴れ出してしまいます。
思いついて塩をすりこんだ、という部分に恐怖を感じますね。
もっとも恐ろしいのは、彼女は息子が痛がるであろうとわかっていて行動していることです。
息子のヒザから出た血をティッシュでふいたという行為も、同じように痛めつけてやろうという思いからなのでしょうか。
子供の大好物を作り夕食抜き!?家子でない発言も!?
10月18日、大西亜里沙は夕食に、雄介の大好物であるハンバーグを作りました。
食べたいと口にする雄介に対して「雄介の分はないよ」と答えます。
大西亜里沙はこれをおあづけと表現していますが、結局夕食は抜きで、翌朝も寝坊のため朝食抜きで保育園に向かったそうです。
2食抜いても保育園に行けるのだから子供は大丈夫そう、という文を見ると、本気でそう感じたのか、まだ虐待というほどのレベルではないなと感じたのか、彼女の考えは到底想像ができません。
また9月9日には「お前はもらいっ子だ」と1時間言い続け、翌日10日にも同じように酷い言葉をかけます。
雄介はだんだんと大西亜里沙の言葉にすりこまれ、変わり果てていく様子も記録としてあがっていました。
ありさの育児日記の反響をご紹介!
ありさの育児日記を読んだ方は、どのように感じたのでしょうか。
「虐待された子が可哀想だった。そもそも自分で産んだ子供をいじめることがおかしいよね」
上記のような方が多いのかと思いきや、読者の反応はさまざまでした。
「これ虐待に入るん? 」
「法に触れないような「ちょっと人に言えない育児あるある」レベルでは」
感じ方は人それぞれということでしょうか。
ありさの育児日記はその後どうなった?世間を騒がせ本まで出版していた?!
ありさの育児日記は、平成11年10月21日の更新が最後となっています。
10月19日以降の虐待の内容は記されていません。
更新が止まってしまったということは、最悪のパターンを一瞬想像してしまいそうですが、その後大西亜里沙はどうなったのでしょうか。
調べていくと、ありさの「虐待日記」というタイトルで本が出版されているのを発見しました。
ネットで見た人が神戸市児童相談所へ通報!?公にさらされる事に?
ありさの「虐待日記」の内容を見てみると、ありさの育児日記をネットで見た人が神戸市児童相談所へ通報したことがわかりました。
大西亜里沙は丁寧にも自身のプロフィールに、神戸市に住んでいると書いてありましたよね。
これによりありさの育児日記は公にさらされることになります。
大西亜里沙本人は、この事態を予測していなかったのでしょうか?
住まい以外にも、息子の名前・年齢・夫の職業に勤務地まで書いてあったため、もっと早く騒ぎにならなかったのが不思議なくらいですよね。
反響は大きく本が出版されることに!孤立無援の母親の心に迫る?
ありさの育児日記の反響が大きかったためか、本として出版されました。
本のタイトルはありさの「虐待日記」です。
内容としては、ありさの育児日記にかかれていたもの、ソーシャルワーカーや小児科医、セラピストなど専門職がありさの育児日記に何を感じたか、またなぜ虐待が起こるのかといったものです。
大西亜里沙のように、誰からの助けもなく、ただ一人で、なんとか子育てをしている母親は世の中に少なくはないでしょう。
虐待記録を読んでさまざまな意見があったように、似た環境の人にとっては何か感じるものがあったのでしょうか。
ありさの育児日記の真偽は!?現在も分かっていない?
ありさの育児日記の通報で大騒ぎがおこりましたが、日記の真偽不明のままです。
反響の大きさだけが残ったと、ありさの「虐待日記」のあらすじに書いていました。
わかっているのは、本が出版されたということのみです。
大西亜里沙のその後も、未だにわかっていません。
ありさの育児日記が嘘という噂もある?
実はありさの育児日記が嘘だという噂もあるようです。
日記を読んで釣りでは?と感じている人もいました。
ネット上では、ありさの育児日記のIPアドレスが東京都豊島区のものであると特定され、大西亜里沙は神戸市に住んでいないという事実が明らかになりました。
現在封鎖されていますが、当時ありさの育児日記には掲示板が設けられており、彼女の虐待記録を目にした大勢が大西亜里沙を特定しようと荒れまくっていたようです。
その結果、IPアドレスが判明し、虚偽のプロフィールからありさの育児日記は嘘だという噂が広まったのでしょうか。
はたまた虐待という問題を架空の日記に落とし込み、虐待をしてしまう親に寄り添うために作りこまれた代物だった可能性もあるかもしれませんね。
ありさの育児日記は孤立した母親による虐待記録!しかし真相は不明!
今回は検索してはいけない言葉、ありさの育児日記と内容、大西亜里沙のその後について解説しました。
仕事の道を閉ざされ、思うようにいかなくなった大西亜里沙の息子に対する虐待の記録。
ネット上では嘘だという噂が流れているものの、ありさの育児日記のリアルすぎる設定、ときどき感じる生活感にはすべてが嘘であるとは言い切れないような空気が漂っているのではないでしょうか。
虐待はしないけれど、孤独で子育てをしているどこかの母親がうちに秘めた心の闇を綴ったという可能性も考えられそうです。
何を思って大西亜里沙がありさの育児日記を書こうと思ったのかは謎のままですが、子供を出産した後でも仕事が継続できる社会、支え合いながら子育てをするのが当たり前の環境へとなってほしいですね。