IQ100は知能指数の基準とされる一般的な数値だと言われていますね。
IQ100を偏差値にすると50なんですが、IQと学力は関連性はあるものの、その違いはちゃんとあります。
それぞれ測定方法も違ってきますよね。
そして、学力が本人の努力や学習環境で大きく上下するのに対し、IQは生まれつきで変えられないものだと思っていませんか?
確かにIQは親の遺伝によるもの、生まれ持ったもの、という考えが広く伝わっていました。
そういった要素を持つ一方で、最近では、IQはトレーニングできるという認識も広まっています。
特に子供のうちにトレーニングをすれば大きくIQを伸ばすこともできると言われているようなので必見です。
目次
IQ100の人は賢い?割合や東大生のIQ・IQをあげる方法を解説!
IQ100の人が賢いかと聞かれると、ごく一般的な知能指数という答えになると思います。
頭良いね!と褒められることはなく、でも、バカだとからかわれることもないんじゃないでしょうか。
周りと比べてそこまで大きな知能の差を感じることなく生きてきた方が多いと思います。
事実、約7割以上の人がIQ100前後の平均値に収まると言われています。
今回の記事ではIQ別の人口の割合や東大生のIQはどれくらいなのか、さらにIQを上げる方法まで解説していきます。
IQ100の人は賢い?
IQ100は偏差値にすると50で、学力でいうと特別賢いわけではありません。
学校でよく使われる偏差値も50~60くらいが一般的でしたよね。
このIQ100というのは平均値と言われていて、大多数の人がこのIQ100前後に当てはまってきます。
ただ、IQ100のすべての人の偏差値が50とは限りませんし、その逆もですよね。
IQが高くても全く勉強せずにテストの点数が悪かったり、逆にIQは平凡でも暗記が得意でテストは満点というパターンもあると思います。
IQ100が賢いか賢くないかなんてのは、あまり気にしなくていいのではないでしょうか?
IQ100の人の割合は?
IQ別の人口の割合はIQ100を基準にしてこのような山型になっています。
IQ100が一番多く、前後15の幅であるIQ85~IQ115に全体の約70%が収まっています。
さらにIQ70~IQ130まで幅を広げると、人口の95%以上がここに収まってくるんですね。
95%に入る人の中でも、IQ115~IQ129の人ことをマイルドリーギフテッドと呼びます。
カンタンに言うと、学校のクラスに1人くらい存在するめっちゃ頭いい友達ですね。
逆にIQ70~IQ84に当てはまる人のことを境界知能と言います。
知的障害と判断されないけど、普通よりちょっと知能指数が低い人のことを境界知能と呼ぶんです。
学校の授業でみんなが理解できることが難しかったり、日常生活でちょっとした計算に時間がかかったりしてしまうんですね。
たとえば買い物に行ったとして、2個入り198円と5個入り450円の同じ商品があったとします。
どちらが得なのか、電卓を使わなくてもなんとなく分かりますよね。
境界知能の人はこのような簡単な計算が出来ない、難しいと感じます。
知的障害として認められないぶん、今の社会では生きづらいと感じてしまう境界知能の方は多いようですね。
東大生のIQは?
東大生のIQは120程度とよく言われますが、そこまであてにならない数字じゃないでしょうか。
まずIQの高さ=学力の高さではないということですね。
IQは、思考力・判断力・理解力などが実年齢と比べてどれだけ発達しているかを数値化したものです。
学力は、学校の授業を同年代と比べてどれだけ理解しているかを数値で表したものになります。
そもそも東大に入るために必要なのは主に学力の方ですよね?
その学力を伸ばすための効率的な勉強の方法や、問題の理解力、どう解いていくかの思考力はIQが高い人の方が断然優れているはずです。
東大に行こう!と目指した時に合格しやすいのはやはりIQが高い人になると思います。
とは言え、IQが高い人がみな東大を目指すとは限らないですが。
日本人で有名なのは筒井康隆ですよね。
彼はIQ187という驚きの知能を持ちながら全く勉強しなかった結果、偏差値約60の同志社大学を卒業しています。
IQをあげる方法はある?
IQはトレーニングが可能と言われています。
トレーニングの方法として最適なものをいくつか紹介しますね。
- 色んなことに挑戦する
- ランニング・ウォーキングなどの運動
- 音楽鑑賞など芸術に触れる
- 十分な睡眠をとる
脳は使わないと老化してしまいます。
いろんな分野の刺激を与えて、質の良い睡眠で休ませてあげることがIQをあげることになるのでしょう。
しかし、研究が進んだ今だからこそIQはあげることが出来るとされていますが、以前は違ったんですよね。
そもそもIQは親の遺伝だったり生まれ持ったもので変えられないという考えが広く伝わっていました。
ギフテッドという言葉の通り、神からの贈り物とされているからなんですね。
なのでIQ100の平凡な私たちがいくら頑張ったところで、IQ130以上のギフテッドになれる可能性はほぼないでしょう。
IQ100は偏差値50の平均的な数値だった!
IQ100前後(IQ85~IQ115)は全人口の70%を占めている一般的な数値でしたね。
それ以上になってくるとちょっと賢い秀才、逆にそれ以下だと理解力があまりない人という印象を持たれてしまうでしょう。
東大生のIQが120ということについては、あくまで目安になってくると思います。
ただ、思考力や理解力に優れているIQの高い人の方が、東大に受かるための勉強を効率的にできるんじゃないでしょうか。
IQが高く、天才と呼ばれる知能指数を持つ人たち、IQ100の凡人からすると正直うらやましいですよね。
ただ、IQ130の天才にはなれなくても、今回紹介したトレーニングで脳の老化を防ぐことはできるはずです!
老化でIQを低下させてしまう前に、トレーニングで維持していきたいですね。