スタジオジブリの作品は、見たことがない人を探す方が難しいかもしれません。
実は、ジブリ作品は人気があるゆえにたくさんの都市伝説が生まれているようです。
今回は、ジブリ作品の都市伝説について調べてまとめてみました。
目次
もののけ姫の都市伝説3選!アシタカとサンは男女の関係?!
もののけ姫の舞台は古代日本。
自然を破壊するタタラ場とそれを阻止しようとする森の生き物たちの物語です。
主人公はタタリ神に呪いを受けた若者アシタカ、ヒロインは山犬に育てられた少女サン。
壮大なテーマでありながら意外な都市伝説がいくつかあるようです。
都市伝説①アシタカとサンが事後である決定的な描写があった?!
もののけ姫には、アシタカとサンに事後を思わせるような描写があったという都市伝説があります。
つまり作中ですでに男女関係にあったという話ですが、どのような根拠が合ってそのような話がでてきたのでしょうか?
噂の出処はどうやら映画評論家の岡田斗司夫さんが以下の話をしたことからのようでした。
アシタカがサンを見つめていると、サンは無防備な寝顔で寝ていて、オマケに足も見えているんですね。それで、このシーンのコンテを見たときに、鈴木敏夫が「ピン!」と来て「これ、この二人は○○○○しましたよね?」ってふうに聞いたそうなんですよね(笑)。(中略)それで問い詰めると、「サンとアシタカがここで○○○○をしましたよね?」って聞くと、「そんなのワザワザ描かなくても分かりきってるじゃないですか!」って言ったそうなんですけども。
作中のアシタカとサンのとあるシーンについて、プロデューサーの鈴木敏夫さんが「この二人は性的な関係になったのか?」と問うと、宮崎駿監督は、「そんなのわざわざ描かなくてもわかりきってるじゃないですか」と答えたそうです。
この発言が、アシタカとサンに肉体関係があったという都市伝説に繋がっているようです。
都市伝説②コダマの正体が実は小トトロ?!
もののけ姫には妖怪なのか妖精なのかわからないけれど、不思議な生き物がたくさんでてきます。
中でも、森の中で頭を揺らしカタカタと音を鳴らす「コダマ」は愛らしいような、ちょっと怖いような、不思議な姿をしています。
この「コダマ」が実は小トトロなのではないか?という都市伝説があります。
コダマと小トトロには白くて小さくて半透明な姿になるという共通点があるので、そう考える人がいてもおかしくはないかもしれません。
実は、コダマの正体について「もののけ姫はこうして生まれた」という書籍の中で、原画スタッフが宮崎駿監督に提案されたことを以下のように語っています。
チビで1匹でいいから、コダマがノコノコ歩いてるやつ、最後にいれてくれって。
それがトトロに変化したって(笑)。
耳が生えたっていうの、どうですかね。
もののけ姫は、一匹のコダマがカタカタと音を鳴らすシーンで終わっています。
このコダマが成長前のトトロということなのかもしれません。
都市伝説③ラストは全員亡くなっている!?
もののけ姫のラストは、アシタカの呪いがとけ、タタラ場で病に苦しんでいた人たちの病気が治っているというシーンで終わっています。
そのためハッピーエンドなのだろうという見方が多いようですが、ラストの描写はみんな死んでしまっているから苦しみから開放された様子なのだと考えている人もいるようです。
作中では、でいだらぼっちの体に触れてしまうと死んでしまうという描写があります。
ラストで大きく広がったでいだらぼっちに触れた人々が死んでしまったと考えると、辻褄が合うのかもしれませんね。
千と千尋の神隠しの都市伝説3選!性風俗を描いたと宮崎駿も公言?!
千と千尋の神隠しは、10歳の少女千尋が神々や妖怪が訪れる温泉町に迷い込んでしまう物語です。
千尋はそこで「千」という名前にされてしまいますが、周りの協力を得ながら両親を見つけ、元の世界にも戻るために奔走します。
舞台化もされるなど、ジブリのなかでもとても人気のある作品であるため都市伝説もたくさんあります。
都市伝説①油屋は風俗で千尋は遊女?!
千尋が迷いこんだのは神々や妖怪が訪れる温泉町であり、そこで湯女(ゆな)として働くことになります。
湯女とは銭湯で垢すりや髪すきのサービスを提供していた女性ですが、次第に性的なサービスを提供するようになった、つまり「遊女」と同一視されているようです。
ここから、千尋は遊女として働かされており、油屋は風俗の暗喩なのだという都市伝説が生まれてきました。
宮崎監督も「風俗産業こそが日本社会の縮図である」といった旨の発言をしているため、湯屋を風俗として設定し、今の世界を描くためのテーマに選んだのかもしれませんね。
都市伝説②別のエンディングがある?
千と千尋の神隠しでは、別のエンディングがあるらしいという有名な都市伝説があります。
そのエンディングの内容は、千尋が引越し先の家に到着するという、通常のエンディングから先の展開があるというもののようです。
そこでは引越し業者に苦情を言われたり千尋が近くにある小川がハクの生まれ変わりであり、新しい住処であることに気付いた描写があると言われています。
A:都市伝説です。
宮﨑さん「最初は千尋の家から始める予定だったんだよ。千尋の部屋が妖怪の通り道になっていて、お母さんと一緒に湯屋へいくって話。でもまどろっこしいからやめたんだよね。なのでそういう噂が流れているんだったら、面白いね!」— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI (@JP_GHIBLI) January 7, 2022
しかし、これらはすべて都市伝説で、ジブリの公式Twitterで否定されていました。
別のエンディングがあるというのは、それだけ物語に深みや奥行きがあることの証明なのかもしれませんね。
都市伝説③北朝鮮の拉致問題がモチーフ!?
千と千尋の神隠しにまつわるものでは、ちょっと怖い都市伝説として北朝鮮の拉致問題をモチーフにしているのではないか?というものがあります。
北朝鮮の拉致問題は、日本だけでなく世界各地で深刻な問題となっていますが、被害者の多くは子供や女性など弱い立場の人が多いようです。
千と千尋の神隠しの主人公千尋は、まさに子供で女性です。
しかも、見知らぬ土地で自由を奪われ労働を強いられるという点も共通しています。
となりのトトロ都市伝説3選!ホラーすぎる裏設定の真相は?
となりのトトロは、小学生の姉妹サツキとメイが森に住む不思議な生き物トトロと出会う物語です。
夜のバス停でトトロに出会い傘をあげるシーンや、行方不明のメイを探してネコバスに乗るシーンなど、印象深いシーンがたくさんありますよね。
もちろん、となりのトトロにもバラエティに富んだ都市伝説があります。
都市伝説①トトロは死神でサツキとメイは死んでいる?
となりのトトロのもっとも有名な都市伝説として、「実はサツキとメイは死んでいる」「トトロは死神で、死期が近い人だけが見える」というものがあります。
以下のような、作中のさまざまな状況が根拠としてあげられています。
- サツキとメイの影が描かれていないシーンがある
- 母親が入院している病院に行ったのに二人は会わずに帰る
- サツキとメイの気配を感じた母親が窓の外を見て「二人がいた気がする」と意味深なことをつぶやく
しかし、この都市伝説についてはジブリの広報部がジブリ日誌の中で公式に否定しています。
みなさん、ご心配なく。トトロが死神だとか、メイちゃんは死んでるという事実や設定は、「となりのトトロ」には全くありませんよ。最近はやりの都市伝説のひとつです。誰かが、面白がって言い出したことが、あっという間にネットを通じて広がってしまったみたいなんです。「映画の最後の方でサツキとメイに影がない」のは、作画上で不要と判断して略しているだけなんです。みなさん、噂を信じないで欲しいです。
となりのトトロはとても牧歌的で温かい話のため、悲劇的な都市伝説を考えてしまう人が多いのかもしれませんね。
都市伝説②人間に滅ぼされた「トトロ族」が存在する!?
ちょっと突飛な都市伝説ですが、トトロは実は太古の人間と戦って破れた「トトロ族」であるという話があります。
この都市伝説の出処は、宮崎監督の鈴木プロデューサーが聞いた初期構想から来ているようです。
一番最初に僕が聞いた話はね、かつてトトロ族っていうのがいたって。それで太古の昔、人間とトトロ族が戦うんですよ。それで人間の方が優れてたっていうか、トトロ族やっつけられちゃうわけ。その中の生き残りがいたんですよ。それが、時代時代の中でひょこっと顔を出す。それがあるときはもののけと言われたり、あるときはお化けと言われたり、そういう話だったんですよ。
できあがった作品と内容はまったく違いますが、トトロ族がいたという話が存在しているというのは嘘ではなかったようですね。
都市伝説③エンドロールの描写は過去の回想?
となりのトトロのエンドロールに描かれているシーンは、過去の回想であるという都市伝説があります。
その話は、エンドロールのサツキやメイ、両親が若く見えるところから来ているようです。
さらに宮崎監督が「となりのトトロはメイとサツキの魂の開放」などと発言したことからも、まことしやかにこの噂が流れている原因があるのかもしれません。
エンドロール🎞で描かれているのは、サツキとメイの“その後”。おかあさんが無事に退院し、甘えん坊だけど年下の子の面倒も見るようになったメイ。そしてサツキは一家の“母親役”から解放されて子どもらしさを取り戻します😊#となりのトトロ #トトロ #サツキ #メイ #ジブリ #金曜ロード pic.twitter.com/0ocUnGAJtt
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) August 14, 2020
しかし、この都市伝説も金曜ロードショーの公式サイトに否定されています。
火垂るの墓の都市伝説2選!節子の死因が実はヤバい?
火垂るの墓は、戦争で親を亡くした二人の兄妹清太と節子が必死に生きる姿を描いた物語です。
野坂昭如の短編小説を原作とし、作者自身の戦争体験を題材としているそうです。
悲劇的な物語ですが、さらにホラーを彷彿とさせる都市伝説もあるようです。
都市伝説①節子の死因は栄養失調ではない?!
火垂るの墓では主人公の妹・節子が死んでしまいます。
死因は栄養失調だと言われていますが、そうではないと考えている人もいるようです。
作中では、弱った節子の体に湿疹が現れますが、実はこれが単なる湿疹でなく疥癬(かいせん)であったのではないか?それが死因となったのではないか?という説です。
疥癬にかかると強い痒みを伴う湿疹が出てくるため、掻いた傷から細菌が入って感染症を引き起こしたのではないかという話です。
また、火垂るの墓の物語序盤で受けた空襲後の雨による有害物質が原因ではないか?と考えている人もいます。
節子の体調不良はよく栄養失調と言われてたりするけど、実際は空襲の時に攻撃された重化学工業地帯の火災から発生した有害物質を含む黒煙の雨粒が体内に侵入し体調不良になってます。#火垂るの墓 pic.twitter.com/o1cU2GZTVj
— 海軍 (@6zzOp) April 13, 2018
ただし、これが本当かどうかは噂の域をでていないようです。
都市伝説②悪夢が無限ループ?!2人は成仏できていない?
火垂るの墓の清太と節子は作中で亡くなってしまいますが、2人は成仏できていないのではないか?と考えている人がいるようです。
物語は、清太の死から時間を巻き戻してスタートするため、考えようによっては永遠にループを繰り返すような構造になっています。
このことから、清太と節子は永遠に自分たちの死を見続けており、成仏できていないのではないか?という説が生まれたのかもしれませんね。
天空の城ラピュタの都市伝説2選!幻のエンディング動画は実在する?
天空の城ラピュタは何度も金曜ロードショーなどで放映されている、ジブリの代表作の1つです。
主人公パズーとシータの冒険やラピュタに関する謎解きは、何度見ても魅力は尽きないものなのかもしれませんね。
そんなラピュタにまつわる都市伝説を調べてみました。
都市伝説①バルスの語源はトルコ語で「平和」?
ラピュタを崩壊させる滅びの呪文「バルス」は、定期的にSNSなどで盛り上がっているようです。
この「バルス」という言葉の語源は、トルコの「平和」ではないかという説が唱えられています。
なぜ平和などという、滅びとは対となる言葉が使われたのでしょうか?
ラピュタはかつて先進的な科学技術をもって世界を支配した恐ろしい帝国です。
その帝国が滅びると平和につながるということから、この言葉が用いられたのかもしれませんね。
都市伝説②幻のエンディングが存在する!?スタジオジブリからの公式発表も?
ジブリではよくある話ですが、ラピュタにも幻のエンディングが存在するという都市伝説が存在しています。
実際、テレビで放映する際に時間の都合で、通常とは違う省略版のエンディングが流れたという事実は存在しているようです。
そのあたりから、幻のエンディングが存在しているという話が生まれたのかもしれませんね。
スタジオジブリは別のエンディングについてジブリ日誌にて公式に否定しています。
ちなみに一部で「天空の城ラピュタ」に別のエンディングがあるという噂が流れているようですが、そういうことは一切ありません。恐らく、アニメージュ文庫で出ている小説版に後日談がほんの少し書かれており、また、映画公開後に宮崎さんが描いたイラストには後日談を連想させる物があること(たとえば「スタジオジブリ作品関連資料集I」の65ページ掲載のイラスト。パズーがオーニソプターに乗ってシータを訪問する様が描かれています。ちなみにこの「作品関連資料集」シリーズも、マニアックな指向性のある方には大変面白い本です、とPR)などから膨らんだ想像が、いつのまにかそういう噂になったのでしょう。
「パズーがシータの故郷に訪れるシーンがあった」という説もありますが、これは宮崎駿監督が描いた2人の後日談を連想させるイラストが存在していることから出てきた話のようです。
久々に「小説版 天空の城ラピュタ」を読んだ。小説だと映画のエンドロールのその後がちょっとだけ載ってるんだけど、映画の終わり方を邪魔しない、だけどパズーとシータの変わらない仲の良さが伺えて嬉しくなる。小説だと続きがあるって言うとよく嘘つき呼ばわりされたので、そいつら全員読んでほしい pic.twitter.com/4xFIdMVHQ3
— こーたろー (@DeepDaylight) August 22, 2021
ちなみに、小説版の天空の城ラピュタには少しだけパズーとシータのその後の話が載っているようです。
ジブリその他作品の都市伝説8選!死や犯罪を連想させるホラー設定も?!
スタジオジブリ作品から都市伝説が生まれるのは、もはや当たり前になっているのかもしれません。
しかも、ホラーのような怖い都市伝説もあるようです。
ここからは、その他のジブリ作品の都市伝説についてまとめていきます。
都市伝説①「風の谷のナウシカ」舞台は火星だった?
ジブリの存在を世の中に印象付けた作品である風の谷のナウシカには、「舞台が火星」という都市伝説が存在しているようです。
ナウシカの住んでいる世界は地球のどこにも存在していない場所のようにみえるため「かつて火星に住んでいたが、世界が荒廃して住めなくなってしまった人類の姿を描いている」という話がでてきたようです。
ナウシカはSF色の強い作品のため、そのような考察が出てきてもおかしくはないかもしれませんね。
都市伝説②「ハウルの動く城」城が動いている理由
ハウルの動く城に根強く流れている都市伝説には、城が動いている本当の理由があるというものがあります。
映画では城が動くのは戦争から逃げるため、ハウルの魔法の師匠から逃げているためという解釈がされていますが、原作でそんな設定は存在しません。
実は、原作のハウルは「昔振られた女の子から逃げるため」に城を動かしているという設定になっているようなのです。
原作と映画のストーリーの違いがこの都市伝説を生み出したようですね。
都市伝説③「耳をすませば」天沢聖司は犯罪者!?
耳をすませばは、少女漫画が原作のラブストーリーです。
ヒロイン月島雫と同級生である天沢聖司が、紆余曲折ありながらも最終的には惹かれあっていく物語なのですが、天沢聖司の月島雫への距離の詰め方がストーカーのようだと話題になっているようなのです。
彼は、雫が知らない間に図書館で何度もすれ違い、隣の席に座り、雫が読みそうな本を先回りして読んでいたりしています。
ほかにもたくさんありますが、ひとつひとつ検証していくと確かにちょっと怖いかもしれませんね。
聖司が言う「ずっと前から君のことを知っていたんだ」というセリフは、一歩間違えるとストーカーすれすれのセリフと言われても、なんだか納得してしまいそうですね。
都市伝説④「崖の上のポニョ」舞台は死後の世界!?
崖の上のポニョは人間になりたいと願うさかなの子・ポニョと5歳の男の子宗介の物語です。
ボニョにまつわる都市伝説にも、舞台が死後の世界であるという都市伝説があります。
- 津波が町を襲ったのに人間は全員無事、さらに健康になっている描写がある
- ポニョと宗介は千と千尋の神隠しに似たトンネル(この世とあの世を繋ぐもの)をくぐっている
- 作曲家久石譲さんの「死後の世界や輪廻転生などの難しいテーマを投げかけながらも、子供からは少年の冒険の物語に見える、という二重の構造を表現するのが難しかった」というコメントが意味深
などの理由が挙げられています。
また、ポニョの本名であるブリュンヒルデは、死者の魂をヴァルハラに連れて行くワルキューレの名前と同じです。
このことからポニョは死神で宗介たちはすでに全員死亡しているという都市伝説が生まれたのかもしれませんね。
都市伝説⑤「魔女の宅急便」キキとジジに起こった異変の理由!
魔女の宅急便では、魔女の女の子キキは相棒の黒猫ジジと話すことができますが、作中で突然ジジが言葉を話さなくなってしまいます。
一体何が起きたのでしょうか?
この理由については「キキがトンボに恋をしたから」「ジジが近所に住む猫に恋をしたから」などとさまざまな話があるようです。
このことについて、宮崎監督は「ジジの声は元々はキキ自身の声であり、後に様々な経験をし成長したキキにはジジの声が必要なくなった。変わったのはジジではなくキキ」と述べています。
どんな解釈があったとしても、キキが成長したことが理由だと言えそうですね。
都市伝説⑥「紅の豚」別エンディングがJALで上映?!人間には戻れた?
紅の豚にも都市伝説があり、こちらもジブリではよくある別のエンディングが存在しているというものです。
そのエンディングではポルコは人間に戻っており、しかもJALのみで機内上映されたという話があります。
紅の豚は、現在のものとは違うエンディングが考えられており絵コンテなども存在しているようですが、その内容は制作されていません。
公式でも否定されていることから、完全に都市伝説のようですね。
主人公・ポルコが人間に戻れたかどうかは、見た人の想像に委ねられているのでしょう。
都市伝説⑦「ゲド戦記」父親を殺すシーンは吾郎監督の深層心理!?
ゲド戦記の主人公アレンは、冒頭で王である父親を殺しています。
アレンが父を殺した理由について、宮崎吾郎監督の深層心理が反映されているという都市伝説が存在します。
宮崎吾郎監督は「思春期の頃、父親である宮崎駿監督と比較されることが嫌いだった」とインタビューで語っています。
思春期は父と比較されることを本当に嫌った。何をしても‘宮崎駿の息子’という声を聞いた。大学もわざと地方に行った。そこではみんな知らないと思っていた。ところが合格者発表の日、受付の窓口で『お父さんが宮崎駿さんと聞きましたが』と言われた。今は運命だと思っている。
引用:中央日報
そのため、偉大な父親との葛藤を乗り越えるためにこのシーンが描かれたと思われています。
しかし、実際にはこのシーンを提案したのはプロデューサーの鈴木さんだったそうです。
都市伝説⑧「借りぐらしのアリエッティ」アリエッティと翔のその後
借りぐらしのアリエッティには、主人公・アリエッティと交流を深めていた少年・翔が別れたあとについて、いくつか都市伝説があります。
以下のように、作品の雰囲気に引っ張られてか悲劇的なものが多いようです。
- 翔は心臓が生まれつき悪く手術をひかえていましたが、失敗して死んでしまった
- アリエッティたちは新しい家に引っ越したものの人間に捕らえられてしまった
- アリエッティたちは最後には動物に食べられてしまった
しかし中には、アリエッティの仲間の男の子・スピラーとアリエッティが結婚したというような少し明るい話もあるようです。
ジブリの都市伝説はホラーな展開から明るいものまでさまざま!
今回は、ジブリの都市伝説について有名なものをまとめてみました。
ジブリ作品は明るいものが多いですが、反動なのか都市伝説では反対のホラーな雰囲気のものも多いようです。
それだけ、ジブリ作品は奥が深く、人々の想像を掻き立てているのしれませんね。
これからまた、新しいジブリ作品が生まれてくるのが楽しみです!