【徹底考察】七篠レン「心の日記」の意味がヤバい!?その内容やネタバレを解説!

ホラー作家、YouTuberとしても有名な雨穴さん

性別、年齢も非公開の作家です。雨穴さんの代表作の「変な家」は、映画化も決定しています。

書籍も好評を博し、「変な家」と「変な絵」を発表しています。

さて、今回は「変な絵」にも登場する七篠レン「心の日記」を徹底考察していきます。

七篠レン「心の日記」は実在している?

雨穴さんの著作「変な絵」に登場する七篠レン「心の日記」。

「変な絵」の中では、この七篠レンのブログから第一章が始まります。

作品の中に登場するブログですが、なんと実在しているというのです。

七篠レン「心の日記」は実在!

実際に調べてみると、七篠レン「心の日記」はネット上に存在します。

2008年10月に記事を投稿してから、最後の更新となった2012年11月の記事まで公開されています。

「日常で感じたことや、あったことを書いていきます!」と書いてある通り、レンの平凡な毎日が書かれたブログです。

七篠レン「心の日記」はもとからあったブログ?

気になるにはこのブログの謎ですよね。

ネット上でも、この七篠レン「心の日記」に関する質問が寄せられています。

フィクションなのか、それとも事実なのか?

ここで重要なものは以下の3点です。

日付が過去のものになっている?

ブログが更新された日付は、2008年10月から2012年11月までです。

書籍が発表されたのは2022年ですから、もう10年も前のブログということになります。

ネット上でも、このブログが前から存在していたものなのではないかとして、多くの意見が交わされています。

livedoorblogは過去の日付も投稿できる

七篠レン「心の日記」は「livedoorblog」というサービスで、公開されているブログです。

この「livedoorblog」は、日付を遡って公開することができます

スマホでこの七篠レン「心の日記」を閲覧すると、ブログの記事の一覧が表示されます。

ここでは公開された日付だけではなく、時間までを確認することができるのです。

1記事目の「はじめまして」は19:37に更新され、2記事目は19:38と分刻みで更新されています。

これ以降の記事も、数分間の時間を空けて順に公開されているのです。

これは雨穴さんが、短時間でブログを作り上げたからだという推測が有力です。

この七篠レン「心の日記」は公開された日が偽装であり、雨穴さんが作成したブログだと言われています。

変な絵は実話?フィクション?

この七篠レン「心の日記」が雨穴さんが作ったものだとして、「変な絵」が本当に作り話だとは言い切れないようです。

皆さんは「消えていくカナの日記」という話をご存じでしょうか?

https://monamona2525.com/archives/51525

これは、ケントという男性が恋人であるカナの闘病の様子を綴ったブログです。

日記と同じく書き始めから~日目と記されており、日数を重ねるたびに内容は徐々に暗く変わっていきます。

この内容ですが、七篠レン「心の日記」とどこか似ていませんか?

それもそのはずで、両作の著者は雨穴さんです。

雨穴さん自身がフィクションだと公言している「消えていくカナの日記」ですが、実話だという噂が絶えません。

「変な絵」も同じように、フィクションと言われながらも、実話のようなリアリティを持っています。

七篠レン「心の日記」のネタバレ考察!

ここからは七篠レン「心の日記」をネタバレありで考察していきます。1つずつ、見ていきましょう。

雨穴さんが「変な絵」のために作り上げた、このブログ。

このブログにも読者を唸らせる、仕掛けが施されています。

七篠レン「心の日記」の内容は?

多くの読者が、真偽を疑ったブログ七篠レン「心の日記」。

この七篠レン「心の日記」とは、どのような内容なのでしょうか?

ここで、ブログの内容を1度おさらいしていきます。

登場人物はレンとユキちゃんの2人

個人ブログと変わらない七篠レン「心の日記」。

登場人物も少なく、重要な人物はレンとユキちゃんの2人だけです。

レンの仕事関係の描写で、何度か登場する人物は話に関係ありません。

人物関係は実にシンプルです。

しかし、この七篠レン「心の日記」には、「変な絵」を読んだ方にはわかるように表現が工夫されています。

登場していないもう1人の存在が、見え隠れしているのです。

幸せな日常の日記

2008年10月13日から始まる七篠レン「心の日記」は、レンの目から見た幸せな日常の日記です。

可愛い奥さんのユキちゃんと結婚1周年を迎え、日記の中では些細な日常の出来事が描かれています。

ユキちゃんが描いてくれたレンの似顔絵が紹介されていたり、後にはユキちゃんが妊娠したりと、平凡な幸せが記録されているのです。

その一方で、削除された記事があることや所々の不自然な脱字には、レンが抱えている問題が不気味な影を落としています。

妻のユキちゃんが亡くなってしまう

ユキちゃんの出産が近づいてくるにつれ、ユキちゃんが描いた絵が紹介されていきます。

1日1枚ずつ、未来の子供を想像して描いたこの絵からは2人の幸せな様子が伝わってきます。

しかし、出産という新たな命の誕生と引き換えに、ユキちゃんは亡くなってしまうことになるのです。

レンのブログの更新は、出産から1ヵ月の間が空いています。

「今こうして一人で文章を書いていると、涙が出てきてしまいます。」

レンはブログの中で、このように書いています。

きっと、何度もブログを書こうと思ったに違いありません。

その都度、レンの心を悲しみが襲っていただろうことが、この文からも窺い知れます。

「一番愛する人へ」という意味深なタイトルで終わる

ブログの最終更新のタイトルは「一番愛する人へ」となっており、内容からは重苦しい雰囲気が伝わってくるものになっています。

ユキちゃんが生前に残した絵の秘密に気づいてしまった。

あなたがいったいどんな苦しみを背負っていたのか。あなたが犯してしまった罪がどれほどのものなのか。

このような、今までのブログからは想像もつかない言葉が続きます。

このブログは、「僕はあなたを愛し続けます」というメッセージで幕を下ろしました

子どもの成長をつづった部分が消されている?

七篠レン「心の日記」では、ユキちゃんが亡くなった報告があったのが2009年10月11日です。

最終更新となった記事は、2012年11月28日となっており、約3年もの月日が経過しています。

この間、ブログは休止していたのではなく、最終更新の際に消したというのが有力です。

1つずつ、確認していきましょう。

消された理由は?

一度は書いた記事を、なぜ消すことにしたのでしょうか?

消された記事はレンの子育てに関係する内容だったと言われています。

自分の息子に対する愛情が、嫉妬という感情に変化してしまった。

そのため、3年間の記事を全て削除しています。

誰が消した?

これはレン自身が自らの手によって、削除したといえるでしょう。

なぜ、ブログそのものを消してしまわなかったのでしょうか?

ブログの中には、自分の子供に生まれる前に様子を残したいという記事が残っています。

ブログそのものを残したのは、息子との約束を果たしたからだと言われています。

『何年後かに、子供が大きくなったとき「君がお腹にいるとき、こんなことがあったんだよ」って伝えたいから、できるだけ記録は残しておきたいんです。

もし僕が死んじゃっても(いや、死ぬつもりはないけどね!!)、「君はこんなに愛されてたんだよ」ってことを伝えたいんです。

だから何があっても、このブログは消したくないな。』

ブログに綴ったこのレンの想いは、最後まで本物でした。

レンは自らの最後に、父としての務めを成し遂げようとしていたのでしょう。

3枚の絵の秘密とは?

ブログの中でも異質を放つ、最後の更新記事。

この中では、レンは3枚の絵の秘密に気づいたと書いています。

さて、この秘密とは何だったのでしょうか?

ユキちゃんは、絵にどんなメッセージを残していたのでしょうか?

1つずつ、見ていきましょう。

絵に書かれている数字

レンはユキちゃんに「絵に書かれている数字」について、質問しています。ユキちゃんは答えてくれません。

やはり、この絵には何か秘密が隠されているようです。

雨穴さんのYouTubeチャンネルでは、「変な絵」の第一章までが公開されています

そこではこの絵の謎に迫るには、数字を軸にして回転させる必要があると説明しています。

3枚の絵の真相

3枚の絵の本当の姿は、倒れる妊婦から赤ちゃんを引きずり出す助産師の絵でした。

ブログの内容から、助産師はレンの母親だと推察されます。

赤ちゃんはユキちゃん自らが、私たちの子供だと明言しています。

となれば、この倒れる妊婦は誰だったのか?

それは、ユキちゃん本人だったのでしょう。

ユキちゃんは、出産前から自分が亡くなることを予期していたようです。

そして、この真相に辿り着いたレンはブログの最終更新に踏み切りました。

あなた(ユキちゃん)が犯した罪とは?

真相に気づいたレン。

最終更新を「一番愛する人へ」と題し、「あなた」へメッセージを送っています。

ユキちゃんへ送ったメッセージと思われるこのブログ。

ユキちゃんが犯した罪は、レンが残したブログからは読み取れません。

ここから先の真相は、雨穴さんの「変な絵」の中で語られます。

七篠レン「心の日記」を読んだ人の感想や解釈は?

ここからは、七篠レン「心の日記」を読んだ人の感想などを紹介していきます。

ホラー作家である雨穴さんが用意した演出には、どのような評価が集まったのでしょうか?

事実かフィクションか?作り込みが恐怖を増す

「変な絵」の読後にブログを読んだ方も多いようです。

調べたら実在したというのは、この小説の最大のホラー演出でしょう。

雨穴さんの作り込みがブログの気味の悪さを強調しています。

「変な絵」の読後に見ると、違った印象を受ける

「変な絵」では全ての七篠レン「心の日記」の記事を紹介していません。

本を読んだ後にブログを読んで、違った感想を感じる方もいるようです。

雨穴さんの表現力の高さが窺い知れます。

動画だけ、ブログだけでは全てはわからない

動画を見てから「変な絵」を読む方もいました。

YouTuberとしての側面も持つ雨穴さんならではですね。

雨穴さんの前作「変な家」に登場する栗原さんが登場しています。

七篠レン「心の日記」は、誰が書いたのか?

七篠レン「心の日記」は、雨穴さんの作品「変な絵」に登場するブログです。

フィクションの話ですが、ブログは実際に存在しています。

「変な絵」をより楽しむことができるように、作者の雨穴さんが作ったブログでした。

これから「変な絵」を読む人も、もう読んでいる人も、ぜひ七篠レン「心の日記」を読んで雨穴さんの仕掛けを楽しんでください。